2025/08/15にデータ更新
モーリスの血統表

モーリスの代表産駒(主な勝ち鞍)
ジェラルディーナ(エリザベス女王杯)、ピクシーナイト(スプリンターズS)、ジャックドール(大阪杯)、アドマイヤズーム(朝日杯FS)
ノースブリッジ(札幌記念)、ダノンマッキンリー(スワンS)、マテンロウスカイ(中山記念)、シュトラウス(東京スポーツ2歳)
アルナシーム(中山金杯)、ノッキングポイント(新潟記念)、アルテヴェローチェ(サウジアラビアRC)、カフジオクタゴン(レパードS)など
種牡馬モーリスの特徴
芝・ダートの勝利数
1着ー 2着ー 3着ー4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
芝 | 354-277-287-2535 | 10.3% | 18.3% | 26.6% |
ダート | 119-107- 98-1120 | 8.2% | 15.7% | 22.4% |
モーリスは芝354勝に対して、ダート119勝。やや芝よりの種牡馬。
ダートについて
ただダートの勝利の内訳は悪くない。クラス別では3勝クラスのアベレージが最も高い。OP特別8勝、重賞1勝ということなので、ダートで強い馬はOPの壁をも突破する。
ダートでは、3勝クラス以上の勝ち馬はすべて牡馬。3勝クラス、OP、重賞では牝馬は3着以内すらない。
なので牡馬→芝馬もダート馬も出す。牝馬→完全に芝馬。という傾向になる。
芝について
芝は重賞で何とも偏った傾向が出ている。
芝1200~1600の短距離の重賞は計8勝しているが、すべて2~3歳でのもの。古馬になってからこの距離の重賞を勝つ馬はまだ現れていない。
芝1200~1600の重賞成績
8-13-5/26 勝ち馬は全て2~3歳/古馬で馬券圏内に入ったのはディヴィーナ(関屋記念2着&中京記念2着)、シュトラウス(CBC3着)の2頭のみ
古馬の重賞勝ちは、すべて1800m~2200m。そのなかにはジャックドールの大阪杯勝ちがある。
なのでモーリス産駒は、2歳3歳から活躍する早熟の短距離馬&マイラー。そして古馬になってから成長する中距離馬。この2つが出世パターン。
クラス別の成績
①芝のクラス別成績
芝 | 1着ー2着ー3着ー4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
GⅠ | 4- 0- 3-57 | 6.3% | 6.3% | 10.9% |
GⅡ | 10- 5- 2-78 | 10.5% | 15.8% | 17.9% |
GⅢ | 9-13- 8-108 | 6.5% | 15.9% | 21.7% |
OP特別(L) | 11-10- 4-53 | 14.1% | 26.9% | 32.1% |
OP特別(非L) | 5- 6- 3-35 | 10.2% | 22.4% | 28.6% |
新馬 | 60-41-48-306 | 13.2% | 22.2% | 32.7% |
未勝利 | 113-107-90-872 | 9.6% | 18.6% | 26.2% |
1勝クラス | 78-60-69-619 | 9.4% | 16.7% | 25.1% |
2勝クラス | 42-23-40-208 | 13.4% | 20.8% | 33.5% |
3勝クラス | 22-12-20-199 | 8.7% | 13.4% | 21.3% |
新馬戦について
芝の新馬戦は、単勝回収値が100円を超えている。
2桁人気の好走が過去に8回あり、1番人気の信頼度も高い。距離は1200m~2000まで均等なアベレージを記録しているのが面白い。
2勝クラスについて
他の条件戦にくらべてアベレージが高いのが、この2勝C。
そのなかでも前走1勝クラスを勝った馬の連勝が、もっともアベレージが高く、なおかつ単勝回収値も高い。
軌道に乗った馬はOPの壁を突破しやすい産駒が多いモーリスだけに、昇級初戦の好走に目を光らせよう。
②ダートのクラス別成績
ダート | 1着ー2着ー3着ー4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
GⅠ | 出走なし | — | — | — |
GⅡ | 出走なし | — | — | — |
GⅢ | 1- 1- 0-16 | 5.6% | 11.1% | 11.1% |
OP特別(L) | 1- 6- 3-11 | 4.8% | 33.3% | 47.6% |
OP特別(非L) | 7- 1- 6-46 | 11.7% | 13.3% | 23.3% |
新馬 | 0- 4- 4-49 | 0.0% | 7.0% | 14.0% |
未勝利 | 59-41-42-494 | 9.3% | 15.7% | 22.3% |
1勝クラス | 33-44-34-354 | 7.1% | 16.6% | 23.9% |
2勝クラス | 11- 8- 6-117 | 7.7% | 13.4% | 17.6% |
3勝クラス | 7- 2- 3-33 | 15.6% | 20.0% | 26.7% |
新馬戦について
芝の新馬戦は高アベレージだったが、ダートの新馬戦は調子が悪く未だに勝ったことが無い。
モーリスのダート馬は使われつつ良くなる馬が多いので、新馬での本命は躊躇するところ。人気を裏切る馬も多々いる。
2勝クラスについて
芝と同じく、最も単勝回収値がいいのが2勝C。こちらも100円を超えている。
ただ芝と違うのは、1勝クラスからの連勝が少ないこと。1勝クラス、2勝クラスで足踏みする馬も多いので、1勝C→2勝Cの連勝はあまり期待しないでおこう。
3勝クラスについて
高アベレージを記録する3勝C。
じつはこちらは2勝クラス1着➡3勝クラスの昇級初戦のアベレージが極めて高い。
1勝2勝クラスで足踏みする馬は多いが、2勝Cを勝てる馬は3勝Cも勝てる(オープン馬)というイメージ。
ちなみにモーリス産駒、唯一のダート重賞勝ちカフジオクタゴンは、2勝C勝利のあとのレパードSを勝った。
競馬場別の成績
芝コースでは、福島、京都(外回り)の成績が悪く、函館・東京の成績が良い、など偏った傾向が出ている。
競馬場別の成績は、それぞれ記事を作成しました。そちらをご覧ください。
得意コース10選
1着ー2着ー3着ー4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
東京芝1800 | 20-12-11-72 | 17.4% | 27.8% | 37.4% |
東京芝2000 | 14- 8- 7-51 | 17.5% | 27.5% | 36.3% |
新潟芝1400 | 9- 5- 1-42 | 15.8% | 24.6% | 26.3% |
札幌芝1500 | 8- 7- 7-33 | 14.5% | 27.3% | 40.0% |
函館芝1800 | 6- 5- 2-30 | 14.0% | 25.6% | 30.2% |
函館芝1200 | 12- 5- 4-69 | 13.3% | 18.9% | 23.3% |
小倉芝2000 | 9- 6-11-45 | 12.7% | 21.1% | 36.6% |
中山芝2000 | 12- 9- 8-67 | 12.5% | 21.9% | 30.2% |
京都芝1400外 | 5- 5- 3-28 | 12.2% | 24.4% | 31.7% |
阪神ダ1200 | 8- 9- 5-45 | 11.9% | 25.4% | 32.8% |
※勝利数順では無く、アベレージや回収値などを参考にしています。
主な単勝回収値100円超えコース
- 新潟芝1400m(313円)
- 福島芝2000m(232円)
- 函館芝1800m(229円)
- 中山ダ1200m(171円)
- 函館芝1200m(161円)
- 京都芝1400m内回り(162円)
- 東京芝1600m(141円)
- 中京芝1400m(120円)
- 札幌芝1200m(119円)
- 小倉ダ1000m(114円)
年齢別の成績
①芝の年齢別成績
芝 | 1着ー2着ー3着ー4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
2歳 | 115-90-78-561 | 13.6% | 24.3% | 33.5% |
3歳 | 142-126-134-1144 | 9.2% | 17.3% | 26.0% |
4歳 | 72-38-48-467 | 11.5% | 17.6% | 25.3% |
5歳 | 19-22-17-273 | 5.7% | 12.4% | 17.5% |
6歳 | 6- 1- 9-71 | 6.9% | 8.0% | 18.4% |
モーリスは芝に関しては早熟の短距離・マイラー多いので2歳戦は高アベレージ。
24年ついにアドマイヤズームで2歳GⅠをゲット。
②ダートでの年齢別成績
ダート | 1着ー2着ー3着ー4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
2歳 | 13-16-14-115 | 8.2% | 15.7% | 22.4% |
3歳 | 75-50-49-588 | 9.8% | 16.4% | 22.8% |
4歳 | 22-27-23-248 | 6.9% | 15.3% | 22.5% |
5歳 | 8-13-12-128 | 5.0% | 13.0% | 20.5% |
6歳 | 1- 1- 0-33 | 2.9% | 5.7% | 5.7% |
人気別の成績
1着ー2着ー3着ー4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
1番人気 | 173-87-67-195 | 33.1% | 49.8% | 62.6% |
2番人気 | 110-79-66-251 | 21.7% | 37.4% | 50.4% |
3番人気 | 52-59-63-264 | 11.9% | 25.3% | 39.7% |
4番人気 | 49-47-49-285 | 11.4% | 22.3% | 33.7% |
5番人気 | 42-35-26-297 | 10.5% | 19.3% | 25.8% |
6番人気 | 14-19-40-311 | 3.6% | 8.6% | 19.0% |
7番人気 | 12-19-15-318 | 3.3% | 8.5% | 12.6% |
8番人気 | 5-13-20-304 | 1.5% | 5.3% | 11.1% |
9番人気 | 3-12-17-265 | 1.0% | 5.1% | 10.8% |
10番人気下 | 17-16-25-1206 | 1.3% | 2.6% | 4.6% |
2桁人気について
2桁人気の好走は多いほう。
とくに10番人気だけを見ると10-6-3-238、勝率3.9%という意味不明な数値を叩き出していた。
2桁人気の好走はやはり短距離が多いが、競馬場により異なるので、くわしくは競馬場ごとの成績データで確認してほしい。
1番人気について
1番人気の信頼が高めなのは、ダートより芝。
ダートはモーリス得意の1400m以外の距離では1番人気の信頼は低め。
とくに(意外にも)中山ダ1200と東京ダ1600のアベレージは低い。
道悪(やや重・重・不良)の成績
①芝の道悪成績
芝 | 1着ー2着ー3着ー4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
やや重~不良 | 67-61-71-562 | 8.8% | 16.8% | 26.1% |
やや重 | 44-41-46-383 | 8.6% | 16.5% | 25.5% |
重 | 16-15-21-139 | 8.4% | 16.2% | 27.2% |
不良 | 7- 5- 4-40 | 12.5% | 21.4% | 28.6% |
道悪は競馬場ごとでアベレージに大きなばらつきあり。こちらも競馬場別の成績でご確認を。
とくに道悪の東京コースは特注で、東京(やや重~不良)の重賞は2-2-1/9 勝率22.2%で過去に5頭も馬券圏内に入っている。
24年サウジアラビアRCはやや重でモーリス産駒ワンツーだった。
今後はGⅠでの一発もあるかもしれない。(NHKマイルC、ヴィクトリア、天皇賞秋の道悪)
②ダートの道悪成績
ダート | 1着ー2着ー3着ー4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
やや重~不良 | 46-49-40-392 | 8.7% | 18.0% | 25.6% |
やや重 | 26-28-23-199 | 9.4% | 19.6% | 27.9% |
重 | 11-12-10-121 | 7.1% | 14.9% | 21.4% |
不良 | 9- 9- 7-72 | 9.3% | 18.6% | 25.8% |
モーリスはダート道悪でもアベレージを落とさない。
とくに阪神ダート1200の道悪は、勝率19.0%、連対率42.9%、複勝率52.4%、複勝回収値202円と無双中とも言える成績。

以下作成中!随時更新します!
相性のいい母父
1着ー2着ー3着ー4着以下 | 勝率 | 連対率 | |
ディープインパクト | |||
キングカメハメハ | |||
マンハッタンカフェ | |||
スペシャルウィーク | |||
ダンスインザダーク | |||
ハーツクライ |
相性のいい騎手
1着ー2着ー3着ー4着以下 | 勝率 | 連対率 | |
ルメール | |||
横山武史 | |||
坂井瑠星 | |||
川田将雅 | |||
松山弘平 |
※現役騎手のみ
藤岡佑は2頭の馬で重賞3勝。(ジャックドール・アルナシーム)
相性のいい調教師
1着ー2着ー3着ー4着以下 | 勝率 | 連対率 | |
友道康夫(栗) | |||
藤岡健一(栗) | |||
小林真也(栗) | |||
松永幹夫(栗) | |||
矢作芳人(栗) |
友道厩舎は、3頭の馬で重賞2勝、2着4回
種牡馬モーリスの今後