ハービンジャー産駒の新潟競馬場（芝・ダート）での成績データ◆コースにより得意不得意がはっきり出る傾向

※2013年生まれ世代～現在まで10世代分のデータを利用

※2024/8/30時点でのもの

ハービンジャーの血統表

ハービンジャー産駒の新潟競馬場データ【芝コース編】

芝コースのスコア

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ハービンジャー産駒は、新潟競馬場の成績が悪い。外回りも内回りも苦戦傾向にある。

勝率7％、複勝率20％では馬券を買いにくい。ちなみに複勝率は全競馬場の中で最低だった。

ハービンジャー産駒の得意なコースは、1位函館（勝率10.8%）、2位札幌（勝率8.8%）と時計のかかる洋芝。

内、外回りで区別すると京都内回り（勝率10.2％、複勝率31.6％）の成績もいい。

要はハービンジャー産駒はレース全体の時計がかかるか、上がり３Fがかかるかしたほうがいいタイプ。

最後の直線が長い新潟外回りは上がり３Fが高速になる。なのでハービンジャー産駒が苦手なのは理解できるが、内回りも同様に苦手とは意外だった。おそらく前半のペースも早くならないほうがいいのかもしれない。

その証拠に前半のペースが忙しくなりやすい福島競馬場は勝率4％と壊滅状態だ。

 

芝コース距離別スコア【1200－1800編】

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①芝1200ｍ

 

出走自体が少なく、その時点でハービンジャーにスプリント適性は無いことが分かる。

過去に人気薄が2度絡んだ事があるため、単勝回収値、複勝回収値とも100円を超えている。

だからと言ってやみくもにハービンジャー産駒を狙えるコースでは無く、今後も静観が妥当か。

 

②芝1400ｍ

 

芝1400も出走自体が少なく、その上成績も壊滅状態だ。

人気薄の大掛けも皆無なため、単勝回収値28円、複勝回収値22円と目を覆いたくなるようなデータ。

今後も静観の構え。

③芝1600ｍ

 

ハービンジャー産駒にはマイラーも多いため、芝1600という条件は悪くない。

ただなぜか新潟1600だけ、ずば抜けて成績が悪い。

複勝率で考えると、1位中山31.2%、2位京都29.1%と比べてると、新潟15.3%は何とも心もとない。

新潟1600（外回り）は瞬発力が正義のため、欧州血統のハービンジャーは後れを取るのかもしれない。

また新潟マイルは1番人気の成績も悪い。（勝率０％、複勝率33％）

2番～3番人気の好走率も低く、人気薄の好走もほとんどないため、ハービンジャーを積極的に買う必要が無い。

ちなみに一度だけ2桁人気の馬が超大穴を開けたことがあるが、その時は重馬場だった。

④芝1800ｍ

この芝1800ｍが新潟コースにおける、ハービンジャー境界線。ここを境に、距離が伸びるごとに成績も上がる。

とはいえ勝率7.7%、複勝率20.3%なので積極的には狙えない。

なのでこのコースでハービンジャー馬券を獲るには、ひと工夫が必要。

まず芝1600ｍと打って変わって1番人気の成績が抜群。

勝率43%、複勝率79％とかなり信頼できる。

また芝1800ｍは、5月の成績がとてもよく、10月の成績が壊滅的に悪い。

5月は人気馬以外にも、人気薄の大掛けがたびたびあり、要注意だ。

芝コース距離別スコア【芝2000－2400編】

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①芝2000外回り

新潟記念、新潟大賞典の施行されるコース。やはり思い出されるのは、3歳時に優勝したブラストワンピース。後の有馬記念馬。

勝率13.1%と出色の数値が出ており、ハービンジャー産駒が新潟競馬場で一番得意なのが外回りの2000ｍであろう。

ただ1着の数の割に、2着3着が少なく、単勝回収値172円（すごい！）のわりに複勝回収値は70円と伸び悩んでいる。これは偶然か、何か理由があるのか。

データから馬券を買うとすると、このコースは単勝負か1着固定馬券がおすすめ、ということになる。

とくに1番人気の勝率は62％と群を抜いて高い。

ただし道悪の芝2000は壊滅状態。のちほど書くがハービンジャー産駒は欧州血統のくせに道悪が苦手なのだ。

 

②芝2000ｍ内回り、2200ｍ、2400ｍ

芝2000外回りの成績が良かったため、内回りトリオも期待したのだが・・・

まず勝率が悪い。4.3%～8.8％は水準以下だ。

ただ2着3着が多く、複勝率はそこまでひどくないのが面白いところ。

新潟内回りは、３～４コーナーまでのカーブがかなり急なため、不器用なハービンジャー産駒はそこで致命的な遅れをとるのではないかと予想する。

内回りで直線が短いため、瞬発力不足とかでは片付けられない問題。

ただハービンジャー産駒はいい脚を長く使う子が多いため、コーナリングさえクリアすれば、人気薄の馬も突っ込んでくるコースではある。

狙い目としては、前走よりも距離延長でレースに臨む馬の人気薄大掛けが目立つところ。

距離を伸ばしたことにより、追走が楽になり、結果としてコーナーで動けるのかも。

芝2000～2400の内回りは距離延長馬を狙おう。２～3着が多いのでもちろん複勝負が理想。

芝コースの道悪スコア

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先ほど芝2000外回りの項でも書いたが、ハービンジャーは欧州血統のくせに道悪が苦手。とくに不良馬場まで行くと、何がそうさせるのか、1勝もしたことが無い。

道悪ではハービンジャー産駒は割り引いて考えるのが無難。

ただし1番人気は、やや重～重に限り、勝率50％を超えており、悪い数字ではない。

 

ハービンジャー産駒の新潟競馬場データ【ダートコース編】

ダートコースのスコア

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ハービンジャーは欧州血統ということもあり、ダートは苦手。

母父がアメリカのシーバードの血統のため当初は少し走るかな？と思えたが、そうでも無かった。

デインヒルの直系というのが大きく出ている。

ダートの距離別スコア

 

ダート1200は勝ち星がなく、複勝率も低い。ただ出走頭数が少なすぎるため、このコースでハービンジャー産駒が出走してるのを見ること自体レアかもしれない。

ダート1800も苦手な部類だ。1番人気での勝利も無ければ、人気薄の爆走もほとんど無い。

このコースを勝ったオシゲという馬が、その後いい内容でオープンクラスにあがっており、今後の活躍が期待される。ハービンジャー産駒JRAダート重賞初出走なるか。（初勝利では無く初出走ｗ）

ダートの道悪スコア

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