※データは2024/9/1時点でのもの
エピファネイアの血統表
エピファネイア産駒の中山競馬場データ【芝コース編】
芝コースのスコア
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
芝全 | 50-39-43-42-41-296 | 9.8% | 17.4% | 25.8% |
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過去3年という短いスパンで区切ると、中山芝コースの種牡馬ランキング(勝利数)でナンバーワンなのが、このエピファネイア。
高速馬場の進む近年の中山コースで勝ち星を積み上げて、ディープやカナロアをついに抜いた。
エピファネイアの得意競馬場は、新潟外回り・東京と直線の長いコースだが、中山でもいい成績をおさめている。
得意なのは、秋開催の中山。(9月~10月初頭)
夏を経て青々とした野芝での競馬。超高速馬場があっているのか勝率13%・複勝率36%と出走数が多いこと(分母が多い)を考えると、きわめて高アベレージだ。
逆に不振なのは、なぜか3月4月の春開催の中山。勝率6%・複勝率22%とかなり調子を落とす。理由はマジ分からん。
重賞は幅広い距離で勝ち馬が出ている。
個人的には芝2000mの重賞で注目。エフフォーリア(皐月賞)、ダノンデサイル(京成杯)、モリアーナ(紫苑S)とかなり派手なパフォーマンスを見せており、今後の重賞でもひきつづきエピファネイア産駒が大暴れするのではないかと見ている。
芝コースの距離別スコア【1200-1800部門】
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
芝1200 | 2- 2- 4- 3- 4-21 | 5.6% | 11.1% | 22.2% |
芝1600 | 13-11-10-13-15-97 | 8.2% | 15.1% | 21.4% |
芝1800 | 9- 8-10- 8- 9-73 | 7.7% | 14.5% | 23.1% |
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①芝1200m
エピファネイア産駒は総じて1200mは苦手。中山コースでも低水準。
それゆえに出走頭数もかなり少ないが。
3着以内はすべて牝馬で、過去に牡馬が好走したことは無く、もしも牡馬が穴人気していても飛びつかないほうが賢明だ。
未勝利戦で順番が回ってきそうな牝馬にだけ注意しよう。
ちなみに道悪の1200はまるでダメ。過去に1着はおろか2着も無く、ほぼ全滅状態だった。
②芝1600m
出走頭数がかなり多く、勝利数は多い。過去3年間で見ると、種牡馬ランキング3位だ。
ただ勝率などのアベレージはそこまで高くないので、エピファネイヤだからと飛びつくと痛い目に合うかも。
それもそのはず。
エピファネイア産駒は芝マイルを走る馬はいっぱいいるが、なぜか中山コースは一番成績が悪い。
1位 新潟(勝率14%・複勝率30%)
2位 東京(勝率13%・複勝率30%)
3位 中京(勝率12%・複勝率32%)
・・・と比べると、中山(勝率8%・複勝率21%)は心もとない。
1番人気の成績は悪くないが(勝率46%・連対率69%)、
2~3番人気が良くコケる。とくに芝が重いと顕著で、やや重~不良の2~3番人気の成績は勝率0%、連対率18%と全く当てにできない。
人気薄の激走もめったになく、馬券を買う側からすればかなり難儀なコースだと思う。
エピファネイア産駒は追ってからの末脚が長いため、サークルオブライフの未勝利戦(鞍上デムーロ)のように、もっと強気の仕掛けでもいいような気はするが。。。
③芝1800m
エピファネイア産駒は芝1800、競馬場により数値にかなりバラつきがある。
得意なのは、東京、新潟、阪神の直線の長いコース、プラスなぜか小倉も大得意。
逆に函館は壊滅的に苦手(勝率1.6%!!)、次いで福島、そのつぎに中山がつづく。
東京18勝にくらべて、中山は半分の9勝に過ぎないので、出走頭数の割にはかなり不調と言っていいでしょう。
そして芝1600m同様、1番人気の成績は良いが、どうも2~3番人気の成績が悪い。過剰人気の傾向もあるので、疑ってかかるのも有用かも。
1番人気 勝率44%、連対率56%
2~3番人気 勝率6%、連対率12%
エピファネイア産駒は、
中山芝1200、1600、1800そろって率が悪め。
じゃあ、なんで中山競馬場全体の成績がいいの?と思うかもしれないが、
芝2000以上の成績がかなりいいから。
つづきはこのあと!
芝コースの距離別スコア【2000-3600部門】
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
芝2000 | 16-15-14-12- 9-76 | 11.3% | 21.8% | 31.7% |
芝2200 | 4- 2- 5- 5- 3-21 | 10.0% | 15.0% | 27.5% |
芝2500 | 6- 1- 0- 1- 1- 8 | 35.3% | 41.2% | 41.2% |
芝3600 | 0- 0- 0- 0- 0- 0 | — | — | — |
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①芝2000m
エピファネイア産駒は2000mが総じて得意。スピード、スタミナ、速い末脚、どれも要求される2000mは、かなりフィットするのだろう。
一番得意な競馬場は、ダントツで東京。勝率16%、連対率25%、複勝率38%は秀逸。
つづいて得意なのが、今回特集している中山だ。勝率11%、連対率21%、複勝率32%は出走頭数を考えたら、かなりいいアベレージだと思う。
馬券も積極的に狙おう。
そして芝1600、1800と決定的に違うのは、人気サイドの信頼度。
芝2000は1~4番人気までのアベレージがとても高く、
- 1番人気 勝率29%・連対率59%・複勝率71%
- 2番人気 勝率27%・連対率40%・複勝率53%
- 3番人気 勝率36%・連対率46%・複勝率55%
- 4番人気 勝率13%・連対率27%・複勝率47%
一番期待値が高いのが3番人気というのは珍しい。何気に4番人気の複勝率もエグイ。
また月別では
9月と1月が抜群に成績が良く、3月が絶望的に成績が悪い。これに関しては理由はあまり分からない。たまたま3月が悪い・・・というのは統計学的にもおかしい話で、それくらい差がある。
- 9月 勝率16%・連対率28%・複勝率41%
- 1月 勝率15%・連対率33%・複勝率43%
- 3月 勝率0%・連対率8%・複勝率20%
エピファネイア産駒は、
中山芝2000mはかなり得意。
人気馬はかなり信頼できて、とくに3・4番人気のアベレージは秀逸。
高速馬場の9月、時計のかかる1月、双方で好成績を収めるが、
なぜか3月の芝2000mは過去に勝ち馬が無いほどの大不振(原因不明)
②芝2200&2500m
芝2200も2500もかなりの好成績。
馬券でも積極的に狙えるアベレージ。
人気馬の信頼度も高く、2200mは人気薄(5~7番人気)の好走もたびたびある。
牝馬よりも牡馬の方が優勢。
牡馬のほうがステイヤー色が強いからという理由だが、有馬記念で牝馬のイズジョーノキセキが4着に入ったりしているので、いずれ大きいところで牝馬の大激走もありそうな予感。
芝コースの道悪スコア
1着ー2着ー3着ー4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
やや重~不良 | 12-12-14-119 | 7.6% | 15.3% | 24.2% |
やや重 | 8- 7-11-68 | 8.7% | 16.3% | 28.3% |
重 | 0- 4- 3-36 | 0.0% | 9.3% | 16.3% |
不良 | 4- 1- 0-17 | 18.2% | 22.7% | 22.7% |
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芝1200~1800の道悪 勝率5%、連対率11%、複勝率17%
芝2000~の道悪 勝率11%、連対率23%、複勝率36%
素軽い短距離&マイラー➡道悪苦手傾向
ステイヤー色の強い中長距離馬➡道悪も苦にしない傾向
タイプで分けて考えたい。
アリストテレスは不良のAJCCを勝ち、エフフォーリアはやや重の皐月賞を勝った。
競馬場は異なるがブローザホーンは道悪の宝塚記念で初GⅠを飾った。
エピファネイア産駒の中山競馬場データ【ダートコース編】
ダートコースのスコア
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
ダート全 | 12-11- 9- 7-12-122 | 6.9% | 13.3% | 18.5% |
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ダートコースの距離別スコア
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
ダ1200 | 0- 2- 3- 2- 7-40 | 0.0% | 3.7% | 18.5% |
ダ1800 | 11- 8- 5- 4- 5-80 | 9.7% | 16.8% | 21.2% |
ダ2400 | 1- 1- 1- 1- 0- 2 | 16.7% | 33.3% | 50.0% |
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ダートコースの道悪スコア
1着ー2着ー3着ー4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
やや重~不良 | 1- 4- 7-47 | 1.7% | 8.5% | 20.3% |
やや重 | 1- 3- 1-25 | 3.3% | 13.3% | 16.7% |
重 | 0- 1- 4-10 | 0.0% | 6.7% | 33.3% |
不良 | 0- 0- 2-12 | 0.0% | 0.0% | 14.3% |
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