朝日杯FSの本命はもう決まってます!
ディーマジェスティ産駒のニタモノドウシ✨
もしも7番人気以下なら大勝負✨ https://t.co/X3m4yCFTsP— 大樹-TAIKI-◆競馬DAI技林◆血統予想で万馬券を獲る (@keibadaigirin) December 9, 2024
Xでもポストした通り、朝日杯FSの本命馬は当初の予定通りニタモノドウシで行きます。
ただ鞍上がムーアだけあって7番人気以下は微妙かな?この記事を書いている金曜前々日発売では6番人気。
もちろん初志貫徹で予想はこのまま、大勝負!
京都競馬場の馬場状態
※馬場状態の考察は、記事を書いた金曜日時点でのもの
今週からDコース変更、クッション値11.4(硬め)、標準馬場~やや高速
変則開催で、この秋は3か月連続開催。今回の朝日杯FSは11週目となる。
連続11週目の異例のGⅠ開催となるわけだが、芝状態は荒れているものの、馬場造園課がクッション値をかなり高くしてガッチガチに固めることにより好時計決着がつづくという、もう何が何だか分からない芝コースとなっている。
今週からDコースに変更だが、最後の直線は全体的に芝が荒れているのはそのまま(JRAホームページより)
時計はある程度早いが、最後の直線で弾けるには、荒れた芝を苦にしない馬力も必要ではないか。
先週の阪神JF、1~3着が距離短縮組だったのも、Hペースで追走してなおかつ最後の直線で馬力を発揮できるスタミナがモノを言った結果だったのかもしれない。
単なる高速馬場じゃない。
スピード決着に対応できて、さらに最後の直線で馬力を発揮しないといけないので、2歳戦でもあるし、ここの部分は血統で判断したい。
12/14土曜日追記 時計はそこそこかかってる模様。やや高速馬場とはいえず標準~やや時計がかかる 外差し傾向が加速。
朝日杯FS(フューチュリティステークス)の展開予想
気性的に脆さを抱えているアルレッキーノが先手を主張しそう。
その他に過去逃げた馬を探す。エルムラントは同じノーザンファームなので逃げるアルレッキーノに絡むことは考えずらい。
外目のエイシンワンドは前に行けるが、初の1600mなので心理的にそこまで積極的に前には?
それならば田口ドラゴンブーストが前に行きそう。前走の負けを陣営がどう判断するかだが、キレ負けと考えれば積極策の目もあり。
そこまでHペースになる要素は少なく、前半3ハロンは先週の阪神JFよりは遅くなる。クッション値は相変わらず高めで馬場はガチガチに固いのでラストの時計はある程度早くなりそう。
ただ芝状態は悪く、しかも仕掛けが早くなるDコースなので、馬力+持続力に特化したタイプを優先的にチョイスする。
↑上の記事でも書いたが、過去に朝日杯FSを激走した穴馬は芝2400mのGⅠをビシッと勝つような種牡馬の血が入ってくるケースがほとんど。
人気薄の馬のチョイスはスタミナの血の有無を確認したうえで。
朝日杯FS(フューチュリティステークス)2024の最終予想
今回の京都芝コースを考えたとき、スピード決着に対応できて、なおかつ最後の直線で馬力を使える馬。さらにDコースを考えると、一瞬の瞬発力よりも、持続力タイプの末脚の馬がいい。
このテーマで考えると、ディープインパクト×ロベルト系の配合が個人的に一番しっくりくる。
私は90年代のロベルト系の馬が大好きで、その馬力、大一番での強さに野武士的なたくましさを見た。
しかし時代は過ぎ、同系統のエピファネイア、モーリスを見てもロベルトらしさは残っているが、私が好きだった野武士的な強さはあまり感じられなくなったのは残念。(母系にリボーのあるナダルはブライアンズタイムっぽくて期待しているが)
その代わり、ロベルトの野武士的な強さを受け継いだのは、じつはディープインパクト×ロベルト系の配合の種牡馬なのでは?と思っている。
具体的には、シルバーステートとディーマジェスティだ。まだ産駒はGⅠでの激走が無いので、先輩ロベルト系種牡馬には同列には語れないが、
スピード、馬力、持続力の能力の高さを見ると、私がこれから応援すべきなのはこのディープ×ロベルト系の種牡馬では無いだろうか?と感じていた。
そんなときに現れたのが、ディーマジェスティ産駒のニタモノドウシ。そう、今回の朝日杯FSの本命馬だ。
新馬戦、クローバー賞とゴム毬が弾むような小気味のいいフットワークで連勝。
ニタモノドウシの馬名の由来は馬主さんいわく「父親(ディーマジェスティ)似ているので」ということだが、
そのフットワークは、じつは祖父のディープインパクトと似たもの同士なのでは?
・・・あまり言いすぎると、もしもダメだった時にかなり恥ずかしいのでこのくらいにしておく。
しかしクローバー賞の内容は2歳レコードということで超優秀。
↑上のコラムでも書いたが、2歳時に札幌1500を好時計で勝った馬は出世すると書いた。
理由の考察は記事を見てほしいが、2024年の2歳戦で該当するのはメリディアンスターとニタモノドウシの2頭。
今回人気にもなるアルテヴェローチェや、京王杯1番人気のヒシアマンも札幌1500は走ったがタイム的には該当はしなかった。
1.28.8で勝ったメリディアンスターは逃げ切り勝ち。終始内ラチ沿いを走った結果だ。
その翌日にレコード返しの1.28.6で2歳OPを勝ったニタモノドウシは、淀みのないHラップが続く展開を、3~4コーナー終始外々をまわして、さらに最後の直線で弾けている。
私の競馬観で見ると、けっこう衝撃的な勝ち方で、ディーマジェスティ好きが相まって、かなりのニタモノドウシ推しになってしまったというわけ。(馬名も可愛いし)
#ディーマジェスティ 産駒って面白いよね。今のところ2週連続で穴馬が激走してるし。
そして来年のクラシックはニタモノドウシが主役になってるかも・・・?
SNS等で話題のハルオーブ 通算29戦目で初白星 https://t.co/r6H4xjOch1
— 大樹-TAIKI-◆競馬DAI技林◆血統予想で万馬券を獲る (@keibadaigirin) September 9, 2024
↑クローバー賞後の9月の時点でこんなポストもしてます。
本命◎:11ニタモノドウシ
ディーマジェスティ産駒は、京都芝コースでは、開催が進むほど好走の期待が高まる。
開幕直後のAコースでは馬券圏内に入ったことは一度も無し。Bコースも3着が2度あるだけで不振。
しかしこれがCコースに変わると一変、2-1-1/10(勝率20%/連対率40%)といきなり活躍しだす。
Dコースは過去に1頭しか出走していないが、しっかり2着に入っている。
このことからも、ディーマジェスティ産駒は、京都では開幕直後よりも、馬場が荒れて馬力を活かせる、または外差し馬場で持続力を活かせる、そんな芝コースに適性があることが分かる。
ニタモノドウシは折り合いがしっかり付くタイプ、しかも父が皐月賞馬で菊花賞4着の実績があるディーマジェスティ。距離延長組で1600は初めてだが、なにも問題が無いと確信している。
2024年に穴馬を出しまくっているイスラボニータが親戚の叔父にあたる血統。意外性もあるし、溜めて爆発させるライアンムーアの導きで誰もが驚く結果になってほしいと思っている。
祖父ディープインパクトと「似た者同士」のフットワークで直線弾けて1着。ニタモノドウシ頭勝負で行く。
○対抗:03ランスオブカオス
本命がディーマジェスティ産駒ならば、対抗はシルバーステート産駒の馬だ。
◎○で並べるほど、今回の馬場状態はディープ×ロベルト系に分があると思っている。
シルバーステート産駒は、京都芝1600mの成績は、1-7-4/33(勝率3%)
かなり勝率は低いが、2着3着を量産しており複勝率は36.4%とかなり高水準。
決して京都1600が苦手では無く、京都特有の瞬発力勝負でキレ不足を露呈した形になっている。しかし今回は芝状態が荒れているDコース。
苦手なキレ勝負よりも馬力、持続力での比重が高くなっているので、シルバーステート向き。
1戦1勝の馬だが、ここでクラスの壁を突破するのがロベルトの血。新馬戦も最後の直線では失速ラップは踏んでおらず、まだ底を全く見せていないのは魅力だと思う。
ローエングリン×ダンスインザダークという母系からもパワーに長けており、2枠3番と内枠だが、荒れた芝コースを内ラチ沿いから伸びる芸当ができそうな血統だ。
▲単穴:10トータルクラリティ
新潟2歳Sではかなり内容の濃いレースをした。最後の直線、外から瞬発力を見せ先頭に躍り出るも、ソラを使い内ラチ方向に大きくヨレてしまう。しかし最後にもう一度馬体が合うと差し返し1着。
あのソラの使い方は、父バゴよりも母父スペシャルウィークと「似たもの同士」だと思った。思わず偉大なダービー馬を重ね合わせるほど、衝撃的な内容だったことは確か。
もちろん末脚の持続力は父のバゴ譲りだし、同じバゴ産駒で朝日杯2着のステラヴェローチェを超える存在になる可能性もある。
しかも朝日杯過去10年では母父スペシャルウィークの馬が3頭も馬券圏内に好走している。
トータルクラリティは父から欧州型の持続力、母父からスタミナ、パワーを受け継いでおり、朝日杯FSの舞台にかなり適した配合のように思う。
できれば京都代替ではなく、阪神で見たかった一頭だが、それでも▲より下には落とせない。
☆穴馬指名:15ドラゴンブースト
今回はディープインパクト×ロベルト系の種牡馬をクローズアップしたが、純粋なロベルト系の馬もピックアップしておこう。
それはスクリーンヒーロー産駒のドラゴンブーストだ。
↑上の記事では、朝日杯FSで穴を開ける馬は、父か母父に2400mGⅠをビシッと勝てるような血が入っている、と書いた。
そういう意味ではジャパンカップ覇者のスクリーンヒーロー産駒であるのはプラス。
2018年2着クリノガウディーですでに同産駒は激走しているが、スクリーンヒーロー×アメリカ血統という配合も同じ。
前走のデイリー杯を見ても、Sペースからの瞬発力勝負では後れを取る。しかし最後まで勝ち馬との差をジリジリ詰めていたように、持続力は武器。
もしも田口貫の積極策でHペースを演出できれば、そのまま馬力と持続力で粘り込めるかもしれない。少なくとも血統構成はその可能性を感じる。
外枠から気分よく先行させて、Cデムーロを彷彿させるような早めの競馬を。この夏、欧州に武者修行に行った田口貫、その成果を見せる気概で大胆に騎乗してほしい。
朝日杯FS2024の予想印
◎11ニタモノドウシ
○03ランスオブカオス
▲10トータルクラリティ
△04ミュージアムマイル
△08アルテヴェローチェ
△14テイクイットオール
☆15ドラゴンブースト