まずは土曜日のチャレンジカップGⅢから!
例年は阪神開幕週だけど、今年は変則開催で京都芝2000mで開催!
京都コースは3か月連続なので、そこもポイント。
そのせいか分からないが、15頭中7頭がロベルト系の馬。ロベルト祭りと化している。
京都競馬場、芝コースの馬場状態
ひきつづきCコース、やや高速馬場、外差し馬場
3か月連続開催なので、もう芝コースの内側は荒れている。
顕著に外差しなんだけど、ここまで内が悪いと逃げ・先行馬も各馬、外々をまわる。
外枠の差し追い込み馬は、さらに外の外、ロスが大きい競馬をさせられるので、必ずしも外枠有利とは思わないほうがいい。
先週の京阪杯のように、内枠勢が上位を占める結果も考えないといけない。
京阪杯は1.07.7の時計だったが、高速馬場までは?クッション値は高めなので、やや高速馬場としておきたい。
ただ路盤が固いだけで、最後の直線の内側は荒れている。
チャレンジカップは、京都の内回りコースなので、瞬発力より、持続力・馬力の面を重視して予想印を決めたい。
チャレンジカップ2024の展開予想
内のバビットがまず主張する。外からはアウスヴァールも出してくる。
バビットが内田博だったらまだしも若手の団野大成なので楽に行かせてもらえるか?
アウスヴァール古川吉は逃げることも視野にプレッシャーを掛けていくと予想。
淀みのないMペースからHペースと幅広く考えたいが、京都はクッション値が異常に高く、やや高速状態をキープしてそうなので、前後半のバランス的にはMペースになるかと。
後半は、各馬外々に持ち出す。仕掛けのタイミングを逃すと、はるか大外に進路を取らなくてはいけなくなるので、各馬の仕掛けは早め早め。
デムーロ兄弟どちらかの思い切ったマクリにも警戒しつつ、
淀みのないMペース⇒各馬早めの仕掛け⇒上がり4~5ハロン戦⇒瞬発力よりも持続力が必須
こういった展開予想にした。
馬場は荒れてるので馬力も必須。
チャレンジカップ2024の最終予想!
◎本命:05アルビージャ
モーリス産駒は、芝2000の重賞にやたら強い。
3歳馬ではマイラーやスプリンターもいるんだけど、古馬で活躍する晩成なモーリス産駒は芝2000の重賞が最大のターゲット。
古馬の芝2000重賞の成績
- 5-1-2/24 勝率20.8%、連25.0%、複33.3%
その中には、札幌記念ノースブリッジ、ジャックドール、中山金杯ラーグルフなど。
上がり33秒台になるような瞬発力戦ではまったく出番は無いが、上がりがかかるような持続力戦ないし馬力戦の成績がいい。
厳密に言うとモーリス産駒は京都2000の勝率は低いのだが、それは例年の京都は高速馬場だから。変則開催で外差し気味の荒れた馬場ならばモーリス好走のイメージは沸きやすいと思う。
アルビージャは、モーリス産駒に加えて、母父キングカメハメハ。京都2000内回りに抜群の適性を示す血統で、秋華賞と相性がいいのは有名だろうか。
アルビージャの母アロマティコも秋華賞3着馬だった。
前走オールカマーも期待していたが、当時の中山は超高速馬場で上がり時計が思った以上に早かった。それに加えて鞍上の嶋田が下手に乗った。中山2200では御法度の大外ぶん回しをしてしまったが、それでも最後は末脚を伸ばして5着。
超高速馬場のGⅡであの脚が使えれば、今の京都内回りならば迷わず本命にしてもいいと思う。
ルメール鞍上に替わったのも、もちろん心強い。短期免許勢の外国人騎手が来日してからは大人しいルメールだが、クセの強い京都内回りコースならば『地の利』が活きる。
☆穴馬指名:15ラーグルフ
こちらもモーリスで攻める。Mデムーロの久々の重賞での一撃に期待。
このブログでも書いたことがあるが、「8枠だとバフがかかるモーリス」という格言を実は流行らせようとしてたりする。
オープン特別以上のレースでは、8枠のモーリス産駒が印象的な活躍をするケースがかなり多い。
枠順別成績では勝利数は8枠が一番なのだが、そういうデータでは表せない何かがある。とにかく強いレースをする。
おそらくだがモーリス産駒は気難しい馬が多く、8枠から気分よく競馬をすることでプラスアルファの力が出るのかと。つまりバフがかかる。
- ダノンマッキンリーのスワンS
- ノースブリッジの札幌記念
- ジェラルディーナのエリザベス女王杯
- カフジオクタゴンのレパードS
重賞だけでも、8枠の印象的な勝利は多い。
しかも今回のチャレンジカップは外差し馬場だ。スワンSと同様に8枠モーリスが期待で来る。
プリンシパルSでバフを使い切った(?)ダノンエアズロックよりも、人気薄ラーグリフに食指が動く。
道中動かしてくれそうなMデムーロというのもいい。
ラーグリフは中山金杯の勝ち馬なので馬力もあり、小回りでの持続力勝負にも実績あり。
この秋叩き3戦目ということもあり、今年一番の出来が期待できる。
強いメンバーだった中山記念の2着も光るし、GⅢならば再度輝ける存在。
思い切って穴馬に指名!
○対抗:01ディープモンスター
母系がパワーにあふれており、今の京都コースは適性があると思う。
1枠は不利のようにも思えるが、先週の京阪杯のように各馬外々を回り過ぎると、案外内枠の馬の進路がスムーズに開いたりする。
前走アンドロメダはかなり特殊な展開になり、トップハンデも厳しかった。+8キロの馬体重を見ても、次なる重賞に向けての叩き台だったのではないかな?とも思った。
今年まだ3戦と消耗度も少なく、6歳となってもまだまだ実力は健在と予想したい。
▲単穴:04マキシ
上級条件ではエピファネイア産駒は内回りコースはそこまで成績は良くない。
コーナリングより、追って伸びる最後の直線タイプ。
しかし今の外差し馬場ならば、コーナリングもそこまで気にしなくてもいいと思う。
現に先週の京都2歳Sではジョバンニがいい脚で2着に突っ込んできた。
マキシは馬力があり、若干ステイヤーな馬のようなので、中距離特有の淀みのないペースでしっかり余力を持って追走できるかがカギ。
エピファネイア×ディープインパクトの牡馬は、オーソクレースやアリストテレスのようにSペース専用の中長距離馬がいるので、そこは不安点ではある。
ただアメリカ血統を母系に持つラキシスの仔であること。乗れているCデムーロ。いろいろな事を考えて、結果▲より下には出来なかった。
予想印まとめ
◎05アルビージャ
○01ディープモンスター
▲04マキシ
△07マイネルモーント
△09ラヴェル
△14ダノンエアズロック
☆15ラーグルフ