※データは2024/8/31時点でのもの
ドゥラメンテの血統表
キングカメハメハの後継種牡馬であるドゥラメンテ。2021年9歳の若さで早逝して、残した産駒はわずか5世代。
その残された世代からは、牝馬3冠リバティアイランド、GⅠ3勝馬タイトルホルダーなど活躍馬が多数出た。
2024年2歳世代がラストクロップ。すでに大物を予感させるような仔も出てきており、まだまだ今後の活躍が楽しみである。
ドゥラメンテ産駒の中山競馬場データ【芝コース編】
芝コースのスコア
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
芝全 | 36-40-38-36-30-82 | 9.9% | 21.0% | 31.5% |
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ドゥラメンテが得意な競馬場は、ダントツで札幌競馬場(勝率17.6%)
その次が阪神(12.7%)で、さらにその次が東京(11.7%)と続く。
福島・函館が苦手なので、急コーナーで直線短いコースが苦手と予測できる。(※札幌は実はコーナーは緩やか)
中山競馬場は、勝率こそ10%を切っているが、複勝率は東京を上回っているので、苦手コースとかではないだろう。
ただコーナーで後れを取るからか分からないが、勝ち切れないケースが多い。
1着よりも2・3着が多く、単勝負するのには勇気がいる。
(しかし大得意の芝1800は例外、ここは単勝負OK)
芝コースの距離別スコア【1200-1800部門】
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
芝1200 | 0- 2- 0- 0- 0-10 | 0.0% | 16.7% | 16.7% |
芝1600 | 7-11-11- 8- 9-56 | 6.9% | 17.6% | 28.4% |
芝1800 | 16- 9- 6-10-10-40 | 17.6% | 27.5% | 34.1% |
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①芝1200m
ほとんど出走馬がなく、勝利経験なし。苦手なコースだろう。
唯一の連対(2着2回)はテネラメンテのみ。母がダート1000のスペシャリストだった。
②芝1600m
ドゥラメンテ産駒は直線の長い競馬場のマイル戦は得意。(1位東京、2位新潟、3位阪神)
中山マイルは、小回り気味で直線も短いため、勝率は低い。
ただ2・3着が多いので軽視は禁物。
一番厄介なのは牡馬の1番人気。勝ち味に遅いが堅実で、2~3着が異様に多い。これは本命党も穴党も困りもの。馬券の買い方を難しくしてくれる。
※中山芝1600 牡馬の1番人気 勝率17% 複勝率75%
また人気薄の好走は、先行力のある牝馬に多い。スピードタイプの牝馬は、小回りの中山で逆にうまく立ち回るので警戒しておこう。
③芝1800m
【Warning!】ドゥラメンテは、中山芝1800の特注種牡馬です
中山では2・3着の多いドゥラメンテ産駒だが、こと芝1800となると水を得た魚のように活躍、勝率が一気に跳ね上がる。
とくに秋の開催(開幕週~スプリンターズSの週)、高速馬場での中山芝1800は強く、良とやや重に限ると勝率31%とエグい。
↓↓くわしくはこちらの記事で
もちろん秋競馬じゃなくても中山芝1800は全体的に勝率が高く、単勝回収値もしっかり100円を超えている。
2024年フラワーC(1800)を勝ったミアネーロが、9月の紫苑S(2000)でどんな成績を残すのか楽しみ。
勝率の高い芝1800m→2・3着が多い芝2000mに変わるので、データ通りになるか?注目だ。
《追記 ミアネーロ紫苑Sは2着でした!!》
芝コースの距離別スコア【2000-3600部門】
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
芝2000 | 9-13-15-14- 9-55 | 7.8% | 19.1% | 32.2% |
芝2200 | 2- 3- 5- 4- 1-14 | 6.9% | 17.2% | 34.5% |
芝2500 | 2- 2- 1- 0- 1- 7 | 15.4% | 30.8% | 38.5% |
芝3600 | 0- 0- 0- 0- 0- 0 | — | — | — |
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①芝2000m
圧倒的な勝率を誇る1800と打って変わって、2000は2着3着がやたら多い。
勝率はクソだが、複勝率はなかなか・・・正直かなり扱いずらい。
とくに1番人気が典型的で、勝率8%、複勝率69%とかなり極端。芝2000で人気のドゥラメンテ産駒を1着固定するのが、いかにハイリスクローリターンというのが分かるだろう。
イメージ的には、後方で脚をためるとラストの直線で豪脚使って惜敗、先行すると終いが甘くなって敗れる・・・
そういえばミスタージーティーもホープフルSは後方から鬼脚で僅差の5着、皐月賞では色気を出して先行して失速していた。
ドゥラエレーデはホープフルSであっと言わせたが、彼はダートも走るし異端児だったのだろうか。
ちなみに東京、阪神、札幌の芝2000は1着が多く、勝率もいい。
中山、中京、京都、小倉は、1着の数より2・3着の数のほうが多い。
たまたまか、何か原因があるのか、とにかく馬券を買う時は、ドゥラメンテ産駒の競馬場による特性を理解していると、的中率も回収率も上がると思う。
③芝2200&2500m
2200も2000同様に勝ち味に遅い。
2500は2勝しているが、いずれもタイトルホルダーの日経賞。
2023年有馬記念は、2着スターズオンアース、3着タイトルホルダーと中山では相変わらずの詰め甘を披露してくれた。(大舞台で2頭も馬券内に来るのは凄いことだが)
ただドゥラメンテ産駒は、全体的に2400~2600の長距離がかなり強いので、中山芝2500もいずれ成績が上がってくるものと予想する。
芝コースの道悪スコア
1着ー2着ー3着ー4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
やや重~不良 | 11-11- 8-54 | 13.1% | 26.2% | 35.7% |
やや重 | 8- 8- 3-31 | 16.0% | 32.0% | 38.0% |
重 | 1- 2- 5-20 | 3.6% | 10.7% | 28.8% |
不良 | 2- 1- 0- 3 | 33.3% | 50.0% | 50.0% |
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先ほど、秋の中山開催、高速馬場での芝1800がやたら強い。。。と書いたが、ドゥラメンテ産駒は、道悪だって上手い。
さすがキングマンボの直系だ。
とくに中山の道悪のスコアがいい。勝率13%、複勝率35%は馬券的にも狙える数値だ。
ただ好走するのは牡馬が圧倒的に多い。牝馬は数値を大幅に落とし、人気を裏切るケースが多々あるので注意しよう。
人気薄の好走もあるので、気になる馬は抑えておこう。
ドゥラメンテ産駒は、
中山の芝コースの道悪が上手い。
ただしそれは牡馬の話。牝馬は得意では無く、人気を裏切るケースが多い。
牡馬の人気薄の大掛けにも注意!
ドゥラメンテ産駒の中山競馬場データ【ダートコース編】
ダートコースのスコア
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
ダート全 | 25-17- 8-15-16-136 | 11.5% | 19.4% | 23.0% |
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ダートコースの距離別スコア
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
ダ1200 | 5- 4- 1- 3- 6-37 | 8.9% | 16.1% | 17.9% |
ダ1800 | 20-12- 7-12-10-90 | 13.2% | 21.2% | 25.8% |
ダ2400 | 0- 1- 0- 0- 0- 9 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
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ダートコースの道悪スコア
1着ー2着ー3着ー4着以下 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | |
やや重~不良 | 8-11- 3-64 | 9.3% | 22.1% | 25.6% |
やや重 | 2-10- 1-37 | 4.0% | 24.0% | 26.0% |
重 | 3- 0- 1-16 | 15.0% | 15.0% | 20.0% |
不良 | 3- 1- 1-11 | 18.8% | 25.0% | 31.3% |
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