種牡馬データ

エピファネイア産駒の京都競馬場(芝・ダート)での成績データ◆内回りと外回りで区別して考えたい大箱向き種牡馬

2025/10/17にデータ更新

管理人
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こちらの記事ではエピファネイア産駒の、京都競馬場の成績データをまとめていくよ!

エピファネイアの血統表

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エピファネイア産駒の京都競馬場のコースランキング

①得意なコースBEST3

芝2400m 6-2-1/29 勝率20.7% 連対率27.6%
芝1600内回り 14-18-13/115 勝率12.2% 連対率27.8%
※1600内回りは新馬、未勝利、一部の1勝クラスでのみ施行。
芝1800m 11-14-8/99 勝率11.1% 連対率25.3%

 

②人気馬が信頼できるコースBEST3

※1~3番人気馬の成績

芝2200m 3-1-0/4 勝率75.0% 連対率100%
芝2400m 4-2-1/12 勝率33.3% 連対率50.0%
芝1800m 9-11-3/32 勝率28.1% 連対率62.5%

 

③人気薄(穴馬)の期待値が高いコースBEST3

※6番人気以下の馬の成績

芝2000m 3-2-2/57 勝率5.3% 連対率8.8%
芝1800m 1-1-3/51 勝率2.0% 連対率3.9%
芝1600内回り 0-3-5/52 勝率0.0% 連対率5.8%
新馬、未勝利限定の馬券術だが、人気薄の2着3着が多い。複勝率は15.4%

 

エピファネイア産駒の京都競馬場データ【芝コース編】

芝コースのスコア

1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
芝全 50-57-44-47-35-290 9.6% 20.5% 28.9%
芝外回り 23-23-16-18-14-143 9.7% 19.4% 26.2%
芝内回り 27-34-28-29-21-147 9.4% 21.3% 31.1%

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内回りと外回りで区別して考えたい

上記の表を見ると、内回りも外回りも同じようなアベレージと思われるかもしれない。

しかし、それは大きな間違い。じつは内と外だと大きな違いがある。

内回りの傾向

デアリングタクトの秋華賞を除くと、勝利は新馬・未勝利・1勝クラスまで。2勝クラス以上での勝利がその秋華賞の1勝以外まったく無い。

これはどういうことか推測する。

エピファネイア産駒は本来は大箱向きの馬。コーナリングで勝負するよりも長い直線で追って伸びる競馬が得意。その証拠に東京や新潟外回りではかなりの高アベレージを叩き出している。

なのでクラスが上がりレベルが高くなると、京都の内回りコースではコーナリングで後れを取りいい成績を上げられない。

デアリングタクトの秋華賞は例外だったのは申し訳ないが、24年秋華賞は桜花賞馬のステレンボッシュはコーナリングでもたつき最後伸びてどうにか3着。この競馬をどうとらえるか。23年モリアーナもコーナーで勝負できず後方から直線勝負で5着。

京都2歳Sを見てみると、24年はエピファネイア産駒3頭出し(出走馬8頭)だったがジョバンニが追い込んで2着。これもラスト1ハロン伸びてのようやくの好走。23年はダノンデサイルが4着だった。

結論を言うと、エピファネイア産駒が内回りで勝負ができるのは、1勝クラスの下級条件まで。クラスが上がるとコーナリングで勝負できず、勝利無し。そしてオープンクラスの馬でも好走はするものの、勝ち切れず掲示板内止まりといった印象。

あまり本命はしにくい条件と言い切りたい。

外回りの傾向

内回りと明確に違うところは、クラスが上がってもアベレージを大きく落とさないところ。

重賞はGⅠ含めて3勝。

下級条件止まりの馬は外回りだとキレ負けすることはあるが、オープンクラスの馬だと追って伸びるエピファネイア産駒の持ち味が生きる。

外回りのオープン以上は、4-4-3/41 勝率9.8%、連対率19.5%と高アベレージ。

結論を言うとエピファネイア産駒は京都外回りのオープン・重賞は本命にしてもいい。

また中長距離では道悪の成績もいいので(道悪の項で後述)、京都外回り+道悪=積極的に買いだ。ブローザホーンは道悪京都の宝塚記念を勝った。

 

芝コースの距離別スコア【1200-1800部門】

1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
芝1200  1- 2- 1- 1- 1-15 4.8% 14.3% 19.0%
芝1400外  1- 1- 2- 2- 1-27 2.9% 5.9% 11.8%
芝1400内  1- 2- 3- 3- 1-23 3.0% 9.1% 18.2%
芝1600外  2- 1- 3- 1- 4-23 5.9% 8.8% 17.6%
芝1600内 14-18-13-10- 7-53 12.2% 27.8% 39.1%
芝1800 11-14- 8-10- 6-50 11.1% 25.3% 33.3%

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芝コースの距離別スコア【2000-3200部門】

1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
芝2000 11-12-11-15-12-56 9.4% 19.7% 29.1%
芝2200  3- 2- 2- 2- 1-20 10.0% 16.7% 23.3%
芝2400  6- 2- 1- 2- 1-17 20.7% 27.6% 31.0%
芝3000~  0- 3- 0- 1- 1- 6 0.0% 27.3% 27.3%

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芝コースの距離別でのデータ考察【※随時更新】

①芝1200m内

 

▼京阪杯の成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
出走なし

 

▼シルクロードステークスの成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
 0- 0- 0- 0- 0- 1 0.0% 0.0% 0.0%

 

②芝1400m外回り

 

▼スワンステークスの成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
 0- 0- 0- 0- 0- 1 0.0% 0.0% 0.0%

 

▼ファンタジーステークスの成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
 0- 0- 0- 1- 0- 2 0.0% 0.0% 0.0%

23年セントメモリーズが1人気で4着に敗れる

 

③芝1600m外回り

 

▼マイルCS(GⅠ)の成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
 0- 0- 1- 0- 0- 1 0.0% 0.0% 50.0%

23年ジャスティンカフェが3着(7人気)

 

▼デイリー杯2歳ステークスの成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
 0- 0- 0- 0- 0- 1 0.0% 0.0% 0.0%

 

▼京都金杯の成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
 0- 0- 0- 0- 0- 1 0.0% 0.0% 0.0%

 

④芝1800m外

 

▼きさらぎ賞の成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
 1- 0- 0- 0- 1- 1 33.3% 33.3% 33.3%
24年ビザンチンドリーム1着(1人気)

 

⑤芝2000m内

 

▼秋華賞(GⅠ)の成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
 1- 0- 1- 0- 1- 2 20.0% 20.0% 40.0%
20年デアリングタクト1着(1人気)

 

▼京都2歳ステークスの成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
 0- 1- 1- 1- 1- 1 0.0% 14.3% 28.6%
24年ジョバンニ2着(3人気)

 

⑥芝2200m外

 

24年、京都代替だった宝塚記念でブローザホーン1着(3人気)

 

▼エリザベス女王杯(GⅠ)の成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
 0- 0- 0- 0- 0- 2 0.0% 0.0% 0.0%

※21年クラヴェル3着は阪神代替

 

▼京都新聞杯の成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
 0- 0- 0- 1- 0- 2 0.0% 0.0% 0.0%

 

芝2400m外

 

▼京都大賞典の成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
 0- 0- 0- 0- 0- 2 0.0% 0.0% 0.0%

※21年アリストテレス2着は阪神代替

 

▼日経新春杯の成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
 1- 0- 0- 0- 0- 0 100% 100% 100%
24年ブローザホーン1着(1人気)

 

 

芝3000・3200m外

 

▼菊花賞の成績(GⅠ)
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
 0- 1- 0- 0- 1- 2 0.0% 25.0% 25.0%
20年アリストテレス2着(4人気)

※21年オーソクレース2着、ディヴァインラヴ3着は阪神代替

 

▼天皇賞春の成績(GⅠ)
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
 0- 2- 0- 0- 0- 1 0.0% 66.7% 66.7%
25年ビザンチンドリーム2着(6人気)、24年ブローザホーン2着(5人気)

 

芝コースの道悪スコア

1着ー2着ー3着ー4着以下 勝率 連対率 複勝率
やや重~不良 14-17-13-106 9.3% 20.7% 29.3%
やや重  9- 9-11-69 9.2% 18.4% 29.6%
 3- 8- 1-27 7.7% 28.2% 30.8%
不良  2- 0- 1-10 15.4% 15.4% 23.1%

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牡馬は得意傾向、牝馬はやや苦手傾向

ブローザホーンが道悪の宝塚記念で優勝。

全体のアベレージで見ても、牡馬は道悪でアベレージを伸ばすのに対して、牝馬はアベレージを落とす。

道悪でも強かった牝馬3冠馬デアリングタクトは例外中の例外。この馬に限ってはやや重の秋華賞を完勝している。

【重要】芝2000mがボーダーライン

かといって、エピファネイア牡馬がすべて道悪が得意かというとそうでも無い。

軽快なマイラーは道悪×、重厚な中長距離馬は道悪◎と巧拙がくっきり分かれる。

ボーダーラインは芝2000

1200~1800mは牡馬でも道悪アベレージが低いのに対して、2000mを超えると道悪アベレージが途端に跳ね上がる。(ただし3000と3200は出走すらないので分からないが)

ちなみに牝馬はどの距離でもアベレージは悪い。

なので京都の道悪は、牡馬の中長距離馬だけアベレージを上げる、と大雑把だが覚えておきたい。

 

 

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エピファネイア産駒の京都競馬場データ【ダートコース編】

ダートコースのスコア

1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
ダート全 10- 9-15-11-14-120 5.6% 10.6% 19.0%

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ダートコースの距離別スコア

1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
ダ1200  3- 1- 2- 2- 1-15 12.5% 16.7% 25.0%
ダ1400  1- 2- 4- 5- 4-38 1.9% 5.6% 13.0%
ダ1800  6- 5- 9- 4- 7-56 6.9% 12.6% 23.0%
ダ1900  0- 1- 0- 0- 2-11 0.0% 7.1% 7.1%

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京都ではダートは1勝クラスまで

2勝クラスで勝利したのはアガシ(ダ1200)の1勝のみ。

新馬戦も過去に2着以内無し。

ほとんどのエピファネイア産駒のダート馬は、未勝利と1勝クラスをようやく勝てる程度なので、ダートへの適性は低いと考えるのが妥当。

基本的にはダート馬は牡馬。

牝馬も未勝利、1勝クラスならば勝っているが、アベレージはかなり低い。とくに未勝利の牝馬限定戦でのアベレージは鬼低なので、相手関係が楽になったからとエピファネイア牝馬に安易に手を出すのは危険か。

 

湿ったダートはやや警戒しておこう

京都ダート全10勝中、半分の5勝が道悪ダートでのもの。

逆に言うと良馬場ダートのアベレージがかなり低いということなので、良馬場では軽視、道悪でやや警戒・・・というのが無難な線。

とくにダート1800mの道悪は、勝率11.1%、複勝率36.1%と上々なので覚えておきたいところ。もちろん未勝利&1勝Cだけで使えるニッチな馬券術だが・・・

 

ダートコースの距離別でのデータ考察【※随時更新】

①ダート1800m

 

▼みやこステークスの成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
出走なし

 

②ダート1900m

 

▼平安ステークスの成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
 0- 0- 0- 0- 0- 1 0.0% 0.0% 0.0

 

ダートコースの道悪スコア

1着ー2着ー3着ー4着以下 勝率 連対率 複勝率
やや重~不良  5- 2-10-43 8.3% 11.7% 28.3%
やや重  2- 0- 3-18 8.7% 8.7% 21.7%
 3- 1- 5-21 10.0% 13.3% 30.0%
不良  0- 1- 2- 4 0.0% 14.3% 42.9%

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道悪ダートになるとアベレージを少し上げる

とくにダ1800mでは、4-1-8/36(勝率11.1%、連対率13.9%、複勝率36.1%)と上々で、これは牡牝ともに走るので警戒が必要な条件。