激走馬を振り返る!

【第7回】先週の激走馬を振り返る!(2024/10/19・20)◆勢いに乗るキングカメハメハ系の昇級初戦はGⅠでも容赦なし!

『激走馬を振り返る!』は毎週、7番人気以下の人気薄の激走馬(3着以内)をまとめるコーナーです。

なぜ激走したのか?を血統の観点から、無理やりにでも分析していきます。

バックナンバーはこちら

 

今週は菊花賞のあった京都競馬場だけをやりたいと思います。

あと、少し題目変更!!

「今週の」激走馬を振り返る!・・・じゃなくて「先週の」激走馬を振り返る!にしますw

管理人
管理人
そのほうが週明けにゆっくりできることに気がついてしまったのねん!

 

10/19土曜 京都競馬場の激走馬

①土曜・京都4R メイクデビュー京都

馬名 種牡馬名 騎手
レース名 着順(人気/頭数) 条件
ビーコ ベストウォーリア 長岡 禎仁
メイクデビュー 1着(14人気/16頭) ダ1800やや重

すでに3世代がデビューしたベストウォーリア産駒。

産駒はかなり少ないが、3世代で14勝(すべてダート)挙げているので、平場好きな人ならば見る機会あるかも。

産駒の傾向は、ダート短距離がメイン(1200~1400)、今回のビーコはベストウォーリア産駒初のJRA1800m勝利だった。

エーピーインディ系らしく、やや重→重→不良と馬場が悪くなるにつれてアベレージが上がっていくのが大きな特徴。

今回のビーコ激走はやや重だった。

今後もベストウォーリア産駒はダート道悪で警戒しよう。

スポンサーリンク

②土曜・京都4R メイクデビュー京都

馬名 種牡馬名 騎手
レース名 着順(人気/頭数) 条件
エマージェンス イスラボニータ 岩田 康誠
メイクデビュー 3着(8人気/16頭) ダ1800やや重

↓下の記事であまりの激走の多さを取り上げた種牡馬イスラボニータ

【第5回】スプリンターズSの週の穴馬激走をチェック!(2024/9/28・29)◆今年すでに33回も激走しているイスラボニータ産駒がエグすぎる『激走馬を振り返る!』は毎週、7番人気以下の人気薄の激走馬(3着以内)をまとめるコーナーです。 なぜ激走したのか?を血統の観点から...

今回はダ1800新馬戦でエマージェンスが激走。

これで今年35度目の激走となりました(※7番人気以下、3着以内)

激走は芝ダート短距離が一番多いが、今回のように中距離でも激走してしまうのがイスラボニータの面白さ。

この辺の万能さはフジキセキ譲りとも言えるかもしれない。

対策としては、いつ走るか分からないため、平場で見かけたら押さえておく!を徹底するしかない。

 

③土曜・京都5R メイクデビュー京都

馬名 種牡馬名 騎手
レース名 着順(人気/頭数) 条件
アクルクス イスラボニータ 藤懸 貴志
メイクデビュー 1着(7人気/14頭) 芝1400やや重

 

イスラボニータが2R連続で新馬戦を激走!!

今度は芝1400m!

ホントにスゴイなこの種牡馬。

これで今年36回目の激走となりました。

ちなみにイスラボニータ産駒の新馬戦のアベレージは、

(1着-2着-3着-4着-5着-着外)勝率/連対率/複勝率

全(20-19-27-11-27-118)9.0%/17.6%/29.7%

芝(16-15-24-7-22-90)9.2%/17.8%/31.6%

ダ(4-4-3-4-5-28)8.3%/16.7%/22.9%

という感じで、芝のほうが成績が良い。

でも先ほどのようにダートでも人気薄でも来るので、気が抜けない種牡馬ではある。

まあ兎にも角にも、今後も新馬戦のイスラボニータは注意!

 

スポンサーリンク

10/20日曜 京都競馬場の激走馬

スポンサーリンク

①日曜・京都2R 2歳未勝利

馬名 種牡馬名 騎手
レース名 着順(人気/頭数) 条件
ペイドラロワール ダイワメジャー 吉村 誠之助
2歳未勝利 3着(8人気/10頭) 芝1200やや重

新馬戦9着からの2戦目。

距離短縮(1600→1200)、大外枠、減量騎手

穴っぽい感じはするが、なかなかこの馬を買うのは難しいか。

 

②日曜・京都3R メイクデビュー

馬名 種牡馬名 騎手
レース名 着順(人気/頭数) 条件
ツルギトイシヅチ リーチザクラウン 横山 和生
メイクデビュー 3着(8人気/16頭) ダ1200やや重

 

もうすっかりリーチザクラウン産駒は少なくなってしまったが、まだまだ「らしい」産駒が激走。

リーチザクラウン産駒は、全勝利数を枠番別で見てみると、1位:7枠16勝、2位:8枠13勝と外目の枠に強い。

今回も一番得意な7枠で激走だ!

 

③日曜・京都8R なでしこ賞

馬名 種牡馬名 騎手
レース名 着順(人気/頭数) 条件
コスモストーム デクラレーションオブウォー 秋山 稔樹
なでしこ賞(1勝c) 1着(7人気/11頭) ダ1400良

 

てっきり牝馬限定戦だと勘違いしていた「なでしこ賞」、まさかの牡牝混合でした。

デクラレーションオブウォーはダンジグ系。このコーナーでもちょくちょく登場する穴種牡馬。

ダンジグ系らしく8枠で激走。

ただデクラレーションオブウォーはまだ8枠の激走は少なく、成績がいいのは7枠と6枠。1枠の勝率は3%と激悪なので、外目の枠で期待値UPなのは間違いないと思う。

その辺も含めて今後も注目。

またデクラレーションオブウォー産駒はダートのやや重~重の成績が抜群に良い

今回のコスモストームも、前走力の要る中京ダート(良馬場)で7着の後、足抜きの良い京都ダートやや重で一変した。

 

④日曜・京都9R 清滝特別

馬名 種牡馬名 騎手
レース名 着順(人気/頭数) 条件
フォーチュンコード スピルバーグ 藤岡 佑介
清滝特別(2勝c) 2着(7人気/8頭) 芝2200良

 

スピルバーグは1600~2000に良績が集中。得意コースは直線の長い東京。

なので今回のフォーチュンコードはかなりスピルバーグっぽくない感じ。

母系が重いのかな?と思って調べたら、母は阪神JF2着のシークレットコードだった。

 

⑤日曜・京都11R 菊花賞

馬名 種牡馬名 騎手
レース名 着順(人気/頭数) 条件
アドマイヤテラ レイデオロ 武豊
菊花賞(GⅠ) 3着(7人気/18頭) 芝3000良

 

う~ん・・・2着(ヘデントール/父ルーラーシップ)とともにキングカメハメハの昇級初戦か・・・

【第6回】激走馬を振り返る!(2024/10/13・14)◆キングカメハメハ系の昇級初戦のバックスクリーン3連発で吐きそう『激走馬を振り返る!』は毎週、7番人気以下の人気薄の激走馬(3着以内)をまとめるコーナーです。 なぜ激走したのか?を血統の観点から...

↑先週の記事で、府中牝馬Sのシンティレーションをはじめ3頭も激走が出たのが、キングカメハメハ系の昇級初戦。

勢いに乗ったキングカメハメハは、GⅠの壁すら破るのか。

もちろんペースが落ちたところを撒くっていた騎手の巧さも光ったが。

レイデオロ産駒は2200、2400、2600と高アベレージを維持するので、キングカメハメハのなかではスタミナ派ということだと思う。

トロヴァトーレのようなマイラーもいるが、今後もステイヤータイプも出現しそう。

レイデオロに関しては、もっと分母が出揃ったら、いろいろと検証してみたい。

 

⑥日曜・京都12R 桂川S

馬名 種牡馬名 騎手
レース名 着順(人気/頭数) 条件
フェルヴェンテ ダノンバラード 秋山 稔樹
桂川S(3勝c) 2着(7人気/12頭) ダ1400良

 

ダノンバラード産駒はこれまで芝44勝、ダート17勝と芝寄りだが、意外とダート戦のアベレージがいい。

もっとダートに挑戦してもいいとは思うのだが、サウジアラビアRC3着のマイネルチケット、新潟2歳S覇者キタウイングなど、オープンクラスで活躍するのは芝馬のほうが多い。

今回のフェルヴェンテは同条件で2桁着順が続いていたので、かなり買うのは難しかったと思う。(同条件でオープン特別3着という実績はあったが)

 

今週の格言

・ベストウォーリアの道悪ダート

・イスラボニータは平場で見かけたら押さえておく

・デクラレーションオブウォーの道悪ダート

・キングカメハメハ系の昇級初戦

 

管理人
管理人
それでは、また来週~~~!