エリザベス女王杯は、Cデムーロの神騎乗でスタニングローズが優勝。
結局キングカメハメハ産駒は最後まで良く分からなかった。
福島記念のアラタだって、今そこで来るか?ってな感じだったしね。
ただ個人的には12番人気のラヴェルに◎を打ち、結果2着に激走してくれたのは良かった。
伊達にリバティアイランドに勝ってないよね。
キタサンブラックの連続開催2か月目は今後も馬券になると思うので要注目だと思う。
ソールオリエンスだってまだ分からない。ひょっとしてジャパンカップだって連続開催の最終日だから。
1番人気レガレイラは5着。直線スムーズならもっと上に来てた可能性はあるが、それでも3着が精いっぱいだっただろう。
これはもうハーツクライの系統だから、というほか無いかな。
ハーツクライ産駒は母系次第では上手く立ち回る仔もいるが、やっぱりレガレイラのように序盤遅く、勝負所でもエンジン点火は遅め・・・な感じだから。
ホープフルSを見たときは、母父ハービンジャーが強く出たのかな?とも思ったが、やっぱりハーツクライっぽく完成してきた。
ぶっちゃけ天皇賞春で見たいんだよなぁ・・・多分出ないけどね。
『激走馬を振り返る!』は毎週、7番人気以下の人気薄の激走馬(3着以内)をまとめるコーナーです。
なぜ激走したのか?を血統の観点から、無理やりにでも分析していきます。
今週は、東京競馬場だけをやろうと思います!!
11/9土曜 東京競馬の激走馬
①土曜・東京4R 2歳未勝利
馬名 | 種牡馬名 | 騎手 |
レース名 | 着順(人気/頭数) | 条件 |
ショウナンカチドキ | マクフィ | 柴田 善臣 |
2歳未勝利 | 2着(9人気/16頭) | ダ1600良 |
※大外枠での激走
福島記念の予想でも少し書いたけど、マクフィはかなりの穴種牡馬。
芝では東京・中山・福島・新潟の4つの競馬場で単勝回収値100円を超えている。
とくに東京競馬場が得意で、芝もダートも単勝回収値150円超え!
東京競馬場でマクフィ産駒の単勝を買い続けると、50%以上利益が出る計算だ。
マクフィは欧州血統ドバウィの系統なので、大箱が合っているのだろう。
マクフィの激走パターンを挙げると以下の通り
①外枠
とくに芝コースは8枠の勝利数が飛びぬけている。
ダートでも人気薄の馬が8枠で激走することが多々あり、今回のショウナンカチドキは見事8枠での激走だった。
②ダートの新馬戦
③減量騎手および軽ハンデ
④芝→ダート替わり
とくに芝の新馬戦で大敗後、未勝利ダート替わりでの激走パターン
⑤初ブリンカー
以上の①~⑤において、人気薄の激走がよく見られた。
初ブリンカーの馬が大外枠に・・・など、「なんか激走しそうだな」と思った馬を狙うと吉。データあっての直感だ!!
②土曜・東京4R 2歳未勝利
馬名 | 種牡馬名 | 騎手 |
レース名 | 着順(人気/頭数) | 条件 |
ジュンビクトワール | サトノアラジン | 横山 武史 |
2歳未勝利 | 3着(8人気/16頭) | ダ1600良 |
サトノアラジンはディープインパクト×ストームキャット配合。
芝では全レースを通じて、単勝回収値100円を超えていて、こちらも穴種牡馬になりつつある。
同配合のキズナ産駒も人気薄がバンバン走っているので、やはりストームキャットのムラさが代を経ても伝わってるとしか思えない。
ダートでは1800mの勝率数が圧倒的に多く、人気薄の激走も多い。
サトノアラジンはダート1800のスペシャリスト疑惑があるが、まだ分母が少ないので何とも。
東京ダートはかなり成績が悪いが、これを機にアベレージを上げてくるか注目。
③土曜・東京7R 3歳上1勝クラス
馬名 | 種牡馬名 | 騎手 |
レース名 | 着順(人気/頭数) | 条件 |
サミアド | シャンハイボビー | 菅原 明良 |
1勝C | 1着(7人気/16頭) | ダ1400良 |
シャンハイボビーはストームキャット系。
れっきとした輸入種牡馬なのに、どこか地方競馬出身のような地味な馬名のせいか、とにかく産駒が人気しにくい。
例えばマリノルージュのように、未勝利クラスでどんなに2着3着と好走しようが、頑なに1番人気にさせてもらえないような馬もいた。
今回のサミアドは、距離200m延長で、単騎逃げ。そのまま逃げ切った。
ストームキャット系は内で揉まれると弱いが、気分よく行けると120%の力が出るイメージ。「今回は気分よく行けるかな?」と推測しながら馬券を予想すると楽しいかも。
④土曜・東京10R 奥多摩S(3勝クラス)
馬名 | 種牡馬名 | 騎手 |
レース名 | 着順(人気/頭数) | 条件 |
ベガリス | モーリス | 藤懸 貴志 |
奥多摩S | 3着(8人気/14頭) | 芝1400良 |
モーリスは芝1400でたまにいい馬券になってるよね。
ファルコンS、スワンSを勝ったダノンマッキンリーをはじめ、夏の朱鷺Sではモーリスのワンツーフィニッシュ。
東京1400mは上がりが早くなりすぎるので向いてないと思ったが、思い切って逃げたのが良かった。上がり34.4でも馬券圏内に入れるから。
ちなみにモーリスは気性的に8枠になると好走率がUP。
このブログでもたびたび書いているが、「8枠になるとバフがかかるモーリス」だから。
ちなみに芝1400mも8枠の成績がめちゃくちゃいい。
8枠の10勝は枠順別で最多。芝1400(全競馬場)&8枠のアベレージは勝率17.2%、連対率24.1%、単勝回収値281円と、モーリス産駒は8枠に入るとバフがかかり1着に勝ち切ることが多い。
今回激走したベガリスは8枠では無かったが、単騎逃げでの一発だったので、やっぱり気性的なものが根本にあるだろう。
11/10日曜 東京競馬の激走馬
①日曜・東京1R 2歳未勝利
馬名 | 種牡馬名 | 騎手 |
レース名 | 着順(人気/頭数) | 条件 |
ジュリスタ | フォーウィールドライブ | 吉田 豊 |
2歳未勝利 | 3着(7人気/15頭) | ダ1400良 |
フォーウィールドライブは聞き馴染みが無いが、調べたところ米三冠馬アメリカンファラオ産駒らしい。
フォーウィールドライブはアメリカの2歳重賞を勝ったらしいので、おそらく早熟型だろうか。
前走新馬戦4着からの2戦目。エンパイアメーカーの系統なのでダート1400はピッタリだと思う。
関東馬だけど京都ダ1400は合いそう。
②日曜・東京5R メイクデビュー
馬名 | 種牡馬名 | 騎手 |
レース名 | 着順(人気/頭数) | 条件 |
ヤマニンパルフェ | シャンハイボビー | ☆原 優介 |
メイクデビュー | 3着(7人気/10頭) | 芝1600良 |
今週2発目のシャンハイボビーの激走。
なぜか人気になりにくいシャンハイボビー。ストームキャット系なので新馬戦も要注意。
基本ダート向きだが、同系統のドレフォン、ヘニーヒューズ、ブリックスなんちゃらと同じように芝での勝ち星もポツポツあり。
まだ1勝クラスまでしか勝ち星が無いが、これからも未勝利~2勝クラスくらいで激走してくれそう。
③日曜・東京6R 3歳上1勝クラス
馬名 | 種牡馬名 | 騎手 |
レース名 | 着順(人気/頭数) | 条件 |
マスグラバイト | ヘニーヒューズ | 菅原 明良 |
1勝C | 3着(13人気/16頭) | ダ1600良 |
今週はヘニーヒューズ産駒が1勝3着3回と馬券によく絡んだ。
よりによって武蔵野Sでは私の◎のタマモロックが、ムーアの糞騎乗で圏外に飛んでいったが。
それもストームキャットのムラであるから仕方ないけど。
ただヘニーヒューズ産駒は東京ダートでは内枠だと2・3着を量産している。しかし13番人気でも3着とは驚いた。
ブリンカー着用がいい方向に出たか。(初B着用ではないけど、前走は着用してなかった)
④日曜・東京10R ユートピアS(3勝クラス)
馬名 | 種牡馬名 | 騎手 |
レース名 | 着順(人気/頭数) | 条件 |
ウインエーデル | リオンディーズ | 横山和 |
ユートピアS | 1着(7人気/13頭) | 芝1800良 |
今週はリオンディーズ産駒が「3勝2着3回3着2回」と大・大・大爆発。
しかも東京・京都・福島とそれぞれ1勝ずつなので、馬場がフィットしたという理由でもない。
京都の修学院Sでは14頭中ビリ人気の馬が3着に好走したりも・・・(震え)
キングカメハメハ産駒が重賞を2勝したり、キンカメ系がこの時期が合っているのか?としか思えないほどの巡り合わせだった。
今回のウインエーデルは前走新潟で追い込み届かずの7着。東京替わりの今回で差しが届いた。
じつはリオンディーズは新潟コースが大の苦手。(勝率5.9/複勝率18.9)
得意なのは阪神だったり、東京だったり、福島だったりなので、坂のあるコースでも差し脚が鈍らない強みがあるのかも。
まだ分母が少ないので仮説の段階だが、今後も平坦⇒坂有コースで激走するか観察していこうと思う。
⑤日曜・東京10R ユートピアS(3勝クラス)
馬名 | 種牡馬名 | 騎手 |
レース名 | 着順(人気/頭数) | 条件 |
ホウオウラスカーズ | ディープインパクト | 菅原 明良 |
ユートピアS | 2着(8人気/13頭) | 芝1800良 |
菅原明良、今週2度目の激走!!
ディープインパクトもまだまだ健在で、今週は東京でホウオウカラーズが、先週は京都でアイキャンドゥイッ(どんな名前!?)が激走した。
10月のオクトーバーSでもサトノエルドールが14番人気激走とかもしてるので、
芝の直線の長いコースはまだまだ警戒が必要だ。
⑥日曜・東京11R オーロカップ(OP)
馬名 | 種牡馬名 | 騎手 |
レース名 | 着順(人気/頭数) | 条件 |
ゴールデンシロップ | Havana Gold | 原 優介 |
オーロカップ | 1着(15人気/18頭) | 芝1400良 |
原 優介が今週2度目の激走!!減量の無い特別戦での激走は立派だと思う。
そしてゴールデンシロップ!15番人気激走!!この馬のおかげでWIN5も4億超え!!
Havana Goldという種牡馬、なんかアメリカっぽいなぁ~と思ってたら、全然違くて、ガリレオ-テオフィロの系統だった。
現役時代は3歳時にフランスの芝1600GⅠを勝ったらしい。
欧州血統なら、今の東京1400ではなおさら買えないじゃないか!!
これは珍しいものが見れた、と諦めるしかないレースだった。
今回の格言!
・連続開催のキタサンブラック
・大外枠のマクフィ