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キズナ産駒の新潟競馬場(芝・ダート)での成績データ◆芝マイルの成績、最近は壊滅状態!?

管理人
管理人
こちらの記事ではキズナ産駒の、新潟競馬場の成績データをまとめていくよ!

※データは2024/8/25時点でのもの【随時更新予定】

キズナの血統表

 

キズナ産駒の新潟競馬場データ【芝コース編】

芝コースのスコア

1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
芝全 29ー27ー32ー28ー28ー222 7.9% 15.3% 24.0%
芝外回り 20ー13ー14ー19ー11ー106 10.9% 18.0% 25.7%
芝内回り  9ー10ー14ー 4ー14ー91 6.3% 13.4% 23.3%
芝直線  0ー 4ー 4ー 5ー 3ー25 0.0% 9.8% 19.5%

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結論から言うと、キズナ産駒は新潟競馬場が一番の苦手コース

勝率、連対率、複勝率、すべてにおいて全競馬場のなかで新潟が最低です

TOPの函館が勝率14.6%、次点の京都が勝率14.3%なので、勝率7.9%の新潟芝コースはダブルスコア近い差を付けられていることに。

新潟外回りに限ると、率は若干上がるが(勝率10.9%)、それでも微妙な水域。

原因としては、一部のS級馬をのぞき、キズナ産駒はジリ脚傾向。ラストの直線、速い脚で勝負を決めるのが苦手だ。

さらに言うと、スタミナを活かせる長距離ならばいいが、上がり3Fが早くなりがちな、外回りで長い直線の短距離レース(~1600m)がことごとく苦手

(キズナ産駒は新潟以外にも東京1400・1600、京都外回り1400・1600も数値が悪い)

管理人
管理人
キズナ産駒と言えばソングラインだが、彼女は例外中の例外、異端児というのが分かるね

じゃあ、なぜ新潟は内回りも苦手なのか?という疑問もあるが、

新潟内回りは施行するレース数の兼ね合いで、どうしても1200と1400の占める割合が大きくなる。

キズナ産駒はその1200と1400mが極端に苦手なため、どうしても新潟内回りの全体の数値が悪くなってしまうのだ。

あとでくわしく書くが、新潟2200内は悪くない。

芝コース距離別スコア【1200-1800部門】

1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
芝1200内  2ー 3ー 3ー 0ー 5ー20 6.1% 15.2% 24.2%
芝1400内  4ー 2ー 5ー 1ー 2ー29 9.3% 14.0% 25.6%
芝1600外  7ー 5ー 5ー 7ー 5ー59 8.0% 13.6% 19.3%
芝1800外  9ー 6ー 3ー 8ー 5ー34 13.8% 23.1% 27.7%

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①芝1200m

 

勝率6.1%とかなり成績が悪い

このコースではよほど思い入れのある馬以外、キズナ産駒は積極的に買わないというスタンスでいい。

過去に一度だけ超大穴、15番人気1着(タイキバンディエラ)があるが、こういうのは来たらあきらめるしかない。

②芝1400m

 

芝1400mも低迷している。

ただし1200mと違うのは、穴馬の好走が相次ぎ、単勝回収値258円、複勝回収値143円とかなり穴党好みの結果が出ている。

1番人気で好走したのは、朱鷺S1着のダディーズビビットのみ。

過去に3着以内に好走した馬は、ダディーズビビットの1回をのぞいて全て4番人気以下2桁人気は3回も来ている

率は低いが、抑えに人気薄のキズナ産駒をいれても悪くは無い。

ここまでのポイント

キズナ産駒は、

新潟1200、1400ともに苦手

ただし1400mは穴馬の好走が相次いでいる。人気薄は抑えておこう。

③芝1600m

 

芝1600は、データ的には1200・1400mと大差がないように思うかもしれないが、

個人的な感覚で言うと、『かなり苦手』と言いたくなるような散々な内容が続いている。

そのくらいキズナ産駒にとって、新潟芝1600mは鬼門。

2023年は1勝のみ、そして2024年は現在いまだ0勝。(1番人気も2番人気も飛んだ)

管理人
管理人
よくよく思い出せば、あの異端児ソングラインも関屋記念1番人気(1.8倍)で3着だったな・・・

また単勝回収値33円、複勝回収値45円・・・とストップ安。人気薄の好走もほとんど見込めず、あらためてキズナ産駒を買いずらくさせる要因だ。

やはり新潟外回り1600は瞬発力こそが正義なのか。

④芝1800m

 

勝率、連対率ともに上々のデータが出ている

しかしキズナ産駒を無条件に買っていいかと言われるとかなりビミョー

まず1番人気の成績が悪い。(複勝率33%と低迷)※1番人気限定のデータでは複勝率は50%を大きく超えたいところ

また穴馬の台頭がほとんど無いのも特徴。

ではどういう時、狙えばいいか?と熟考していたところ、あるひとつのデータを発見。

芝1800 やや重~不良 勝率28%・連対率50%

芝1800 良馬場  勝率8%・連対率13%

キズナ産駒は、道悪の芝1800にやたら強いのだ。特にやや重のときは勝率がエグイ。

逆に良馬場だと瞬発力が必要になるためか、かなり成績が悪い。

道悪のときの新潟芝1800は、人気のあるキズナ産駒は迷うことなく「買い」である。

ここまでのポイント

キズナ産駒は、

新潟1600mがかなり苦手。(とくに最近は)

人気薄の好走も少なくて、妙味ゼロ

1800mは馬場次第

やや重~不良はめちゃ強い

良馬場だと弱い。

 

芝コース距離別スコア【2000ー2400部門】

1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
芝2000外  4ー 2ー 6ー 4ー 1ー13 13.3% 20.0% 40.0%
芝2000内  0ー 3ー 1ー 1ー 4ー21 0.0% 10.0% 13.3%
芝2200内  2ー 0ー 4ー 2ー 0ー11 10.5% 10.5% 31.6%
芝2400内  1ー 2ー 1ー 0ー 3ー10 5.9% 17.6% 23.5%

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※芝2000は下級条件に限り内回りコースがあります

①芝2000m外回り

 

キズナ産駒は、新潟コースが苦手だが、ここは例外。

芝2000m外回りは得意。

このコースは外回りといえども、瞬発力だけでは乗り越えられないスタミナも必要なコースだということが良く分かる。(※新潟記念は歴史的にステイヤーが良く穴を出す)

1番人気は過去に2頭しか出走してないので(どちらも3着)、人気馬については何とも言えないが、人気薄の好走も多く、単勝回収値・複勝回収値ともに100円を大きく超えている

ただ3着が多いのも頭に入れておきたい。単勝負よりも、複勝負のほうが堅実。

 

プレイバック キズナ産駒

2023新潟記念 インプレス 3着(10番人気)

2022新潟大賞典 ヤシャマル 3着(5番人気)

《寸評》どちらも中団~後方から脚をためて、最後の長い直線じりじり脚を伸ばした

 

②芝2000m内回り

 

外回りと違って、まだ勝ち馬が出ていない。

しかし出走機会があまりに少なく、人気馬の出走も少ない。(1番人気の出走はゼロ)

キズナ産駒の傾向からしても、芝2000内回りが苦手なはずは無いのだ。(むしろ得意で無いとおかしい)

新潟芝2000m内回りは未勝利戦がほとんど。(1勝クラス以上は外回りを使用)

脈のある(人気を背負いそうな)キズナ産駒はわざわざ新潟まで連れてこない・・・というのも要因かと思う。

個人的には、今後人気を背負うキズナ産駒が出てきたら積極的に買うつもり。

③芝2200m

 

芝2000内回り同様、こちらも出走機会があまりにも少ないので、データは鵜呑みに出来ない。

ただ1番人気の出走がゼロにもかかわらず2勝あげていたり、個人的には得意なコースだと予測する。

複勝率31.6%、複勝回収値216円と、3着以内の期待値が高い。過去に15人気3着があったり伏兵にも要注意。

牝馬より牡馬が優勢。

④芝2400m

 

こちらも出走機会が圧倒的に少ない。

ただ1番~3番人気が連対率100%と、人気通り堅実に走っているので苦手なわけではない。

最近ではスティンガーグラス(ダノンファンタジーの弟)が1勝クラスを5馬身差でぶっちぎって勝利。今後の活躍が期待される。

ここまでのポイント

キズナ産駒は、

新潟芝2000mはかなり得意なコース。ただ3着も多い。

人気薄の3着付けに注意。

2200m以上はデータ不足から断定できないが、おそらく得意な部類に入るだろう。

ステイヤー傾向のある牡馬を重視しよう。

 

芝コースの道悪スコア

1着ー2着ー3着ー4着以下 勝率 連対率 複勝率
やや重~不良 11- 7ー 7ー54 13.9% 22.8% 31.6%
やや重  8ー 5ー 3ー43 13.6% 22.0% 27.1%
 2ー 1ー 3ー 6 16.7% 25.0% 50.0%
不良  1ー 1ー 1ー 5 12.5% 25.0% 37.5%

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キズナは、道悪でも成績を落とさない種牡馬。道悪はやや得意な傾向です。

先ほど距離別のところでも書いたが、

新潟では、芝1800mだけ道悪の成績がずば抜けて良いのも特徴

重賞が組み込まれていないコースではあるが、平場の馬券予想が好きな方は覚えておいて損は無いデータだと思う。

 

キズナ産駒の新潟競馬場データ【ダートコース編】

ダートコースのスコア

1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
ダート全 15ー13ー 9ー10ー14ー94 9.7% 18.1% 23.9%

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キズナは芝だけでなく、ダートでも勝ち馬を多く出す種牡馬。

キズナが得意とする競馬場は、1位函館ダート(勝率15%)、2位札幌ダート(13%)

それほどではないが、新潟ダートもそこそこの成績を残している。

 

ダートコースの距離別スコア

1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外 勝率 連対率 複勝率
ダ1200  3ー 2ー 0ー 5ー 5ー27 7.1% 11.9% 11.9%
ダ1800 12ー10ー 9ー 5ー 8ー65 11.0% 20.2% 28.4%
ダ2500  0- 1ー 0ー 0ー 1ー 2 0.0% 25.0% 25.0%

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①ダ1200m

 

キズナ産駒は、ダート1200が苦手。芝1200同様、距離が短い。

単勝回収値、複勝回収値ともに低水準で、キズナ産駒を狙い撃つようなコースで無いのは確か。

②ダ1800m

 

1200と違い、勝率、複勝率ともに大きく数字を伸ばす。

キズナ産駒は、阪神ダ1800(複勝率38%)が得意コースだが、新潟もそれに次ぐ形で得意な傾向が出ている。

とくにすごいのは、新潟ダ1800の人気馬の成績。

1番人気 5-2-2/9 勝率56%・複勝率100%

2番人気 2-3-1/12 勝率17%・複勝率50%

3番人気 2-1-1/13 勝率15%・複勝率31%

(とくに1番人気、2番人気は)とてつもない数値を叩き出している。

人気薄の好走はほとんど無いが、人気馬は鉄板コースになっている。

(いずれ穴馬も走り出すような予感はある)

ここまでのポイント

キズナ産駒は、

ダート1200mは苦手

ダート1800mは得意

とくに1番人気、2番人気が無双する鉄板コース

ダートコースの道悪スコア

1着ー2着ー3着ー4着以下 勝率 連対率 複勝率
やや重~不良  7ー 6ー 2ー43 12.1% 22.4% 25.9%
やや重  5ー 4ー 0ー18 18.5% 33.3% 33.3%
 2ー 1ー 1ー11 13.3% 20.0% 26.7%
不良  0ー 1ー 1ー14 0.0% 6.3% 12.5%

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キズナ産駒は、湿ったダートも成績を落とさないのが特徴。

とくにダート1800の道悪は成績がいい。