種牡馬データ

キズナ産駒の東京競馬場(芝・ダート)での成績データ◆重賞ではとくに取捨が難しいコース。芝2400の勝率は信じられないほど低い。

2025/09/10にデータ更新

管理人
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こちらの記事ではキズナ産駒の、東京競馬場の成績データをまとめていくよ!

キズナの血統表

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キズナ産駒の東京競馬場のコースランキング

①得意なコースBEST3

芝2000m15-16-5/106勝率14.2%連対率29.2%
芝1800m16-20-23/141勝率11.3%連対率25.5%
芝1600m17-18-9/158勝率10.8%連対率22.2%

 

②人気馬が信頼できるコースBEST3

※1~3番人気馬の成績

芝2000m13-11-1/40勝率32.5%連対率60.0%
芝1800m12-14-7/45勝率26.7%連対率57.8%
ダ2100m6-7-3/26勝率23.1%連対率50.0%

 

③人気薄(穴馬)の期待値が高いコースBEST3

※6番人気以下の馬の成績

芝2000m2-4-1/47勝率4.3%連対率12.8%
芝1800m2-2-9/68勝率2.9%連対率5.9%
複勝率は驚異の19.1%。
ダ2100m3-0-1/42勝率6.5%連対率6.5%

 

キズナ産駒の東京競馬場データ【芝コース編】

芝コースのスコア

1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外勝率連対率複勝率
芝全57-72-59-49-51-3069.6%21.7%31.6%

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個人的にキズナ産駒の取捨が一番難しいのは、この東京競馬場だと思っている

全体的なアベレージは上々なのだが、重賞での取り扱いが難しい。

東京の重賞はどうしてもラスト3ハロンが速くなってしまい、キズナ産駒は人気を裏切ることの方が多い。とくに牡馬は人気を下回るケースが多い。

キズナ牡馬は、過去に重賞2勝。ジャスティンミラノ(共同通信杯)とシックスペンス(毎日王冠)だけ。

対して牝馬はGⅠ3勝ふくむ重賞6勝。ただこれも曲者の数字で、異能ソングラインの成績をまるっと取り除くと、GⅠ0勝で重賞2勝と、牡馬と変わらない数字になる。

結論をカンタンに書くと、キズナ産駒は東京の重賞レベルだとキレ負けを起こすので人気を裏切りやすく、来ても2~3着が多い。

重賞で馬券内に来るのは、2歳~3歳春のクラシックまでがほとんど。(若駒のうちはまだ速い脚が使えるから?)

24年のアルテミスSはキズナ牝馬のワンツースリーだった。

古馬になって東京の重賞で勝ち負けできるのは、かなりの少数派。古馬になって東京GⅠを3勝したソングラインは例外中の例外、つまり異能の名馬ということになる。

もちろん繁殖の質が爆上がりしているキズナ産駒なので、今後もソングラインのような名馬を出してくるかもしれない。が、データ的には東京競馬場ではソングラインのイメージでキズナ産駒を買うと、痛い目を見ることの方が多いだろうと書いておく。

東京芝2400mについては長くなるので、距離別の項目で追記します。

 

芝コースの距離別スコア【1400-1800部門】

1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外勝率連対率複勝率
芝1400 3- 6-10- 5- 4-444.2%12.5%26.4%
芝160017-18- 9-12-10-8310.8%22.2%27.8%
芝180016-20-23-10-10-6211.3%25.5%41.8%

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芝コースの距離別スコア【2000-3400部門】

1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外勝率連対率複勝率
芝200015-16- 5-10- 8-5214.2%29.2%34.0%
芝2400 5-12-12-12- 7-564.8%16.3%27.9%
芝2500 0- 0- 0- 0- 1- 50.0%0.0%0.0%
芝3400 0- 0- 0- 0- 1- 10.0%0.0%0.0%

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芝コースの距離別でのデータ考察【※随時更新】

①芝1400m

 

▼京王杯スプリングカップの成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外勝率連対率複勝率
 0- 0- 1- 0- 0- 40.0%0.0%20.0%

 

②芝1600m

 

牡馬の勝率6.9%、牝馬の勝率13.0%。牝馬のアベレージが優秀。

キズナ牝馬の重賞6勝(GⅠ3勝)はすべて東京芝マイル。重賞で馬券内に来たのは計13回と優秀。

牡馬は重賞では全く音沙汰が無かったが、25年ついにNHKマイルカップでマジックサンズが2着に来た。

このNHKマイルカップや、ヴィクトリアマイルのクイーンズウォークにしろ、超Hペースで前バテを差し込む競馬が合っていそう。(究極の瞬発力勝負では分が悪い)

上がり32秒台のソングラインは化け物。

 

▼安田記念の成績(GⅠ)
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外勝率連対率複勝率
 2- 0- 0- 0- 1- 333.3%33.3%33.3%
23年ソングライン1着(4人気)、22年ソングライン1着(4人気)

 

▼NHKマイルカップ(GⅠ)の成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外勝率連対率複勝率
 0- 2- 0- 0- 0- 20.0%50.0%50.0%
25年マジックサンズ2着(3人気)、21年ソングライン2着(7人気)

 

▼ヴィクトリアマイル(GⅠ)の成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外勝率連対率複勝率
 1- 2- 0- 0- 2- 69.1%27.3%27.3%
23年ソングライン1着(4人気)、25年クイーンズウォーク2着(4人気)、22年ファインルージュ2着(3人気)

 

▼富士ステークスの成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外勝率連対率複勝率
 1- 0- 0- 0- 0- 325.0%25.0%25.0%
21年ソングライン1着(1人気)

 

③芝1800m

 

こちらは牡馬のアベレージが超優秀。牡馬は勝率15.9%、連対率33.3%。

牡馬はこのコースで重賞2勝、2着2回と結果を残している。

条件戦を見ると、牡馬は未勝利~2勝クラスまでは鬼高アベレージ。

芝1800+牡馬+1番人気=勝率62.5%、連対率100%と過去に連を外したことは無し。信頼度MAXレベルだ。

人気薄の好走もあるので、このコースでキズナを見かけたら注意を払っておきたい。

 

▼毎日王冠の成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外勝率連対率複勝率
 1- 1- 0- 0- 0- 050.0%100%100%
24年シックスペンス1着(1人気)

 

▼アイルランドトロフィー府中牝馬の成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外勝率連対率複勝率
 0- 0- 1- 0- 1- 50.0%0.0%14.3%

 

▼共同通信杯の成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外勝率連対率複勝率
 1- 0- 0- 0- 0- 150.0%50.0%50.0%
24年ジャスティンミラノ1着(4人気)

 

▼東京スポーツ杯2歳Sの成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外勝率連対率複勝率
 0- 2- 0- 1- 0- 30.0%33.3%33.3%

 

④芝2000m

 

牡馬は条件戦では買える

こちらも牡馬のアベレージが優秀。牡馬は勝率19.0%、連対率33.3%と◎

ただアベレージが高いのは、あくまで条件戦のみ。OP特別は5戦してすべて圏外、重賞は出走すらないので評価が難しい。

東京芝2000mは高いレベルになるとSペースからの究極の瞬発力勝負になるケースも多いので、そういった展開だとキズナ産駒は厳しいかなと感じる。

2024年は皐月賞馬ジャスティンミラノ、毎日王冠馬シックスペンスと天皇賞秋を狙える馬は2頭いたが、どちらも結局出走せず。なので余計に評価は難しい。しかしこの年の天皇賞はドウデュースが上がり32.5の鬼脚で優勝した時。個人的にはキズナ牡馬が出走しても厳しかったんじゃないかと推測している。

この推測を覆す馬の登場が待たれる。

 

▼天皇賞秋(GⅠ)の成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外勝率連対率複勝率
 0- 0- 0- 0- 0- 10.0%0.0%0.0%

 

▼フローラSの成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外勝率連対率複勝率
 0- 0- 1- 1- 0- 90.0%0.0%9.1%

 

⑤芝2400m

 

イメージとは裏腹に、勝率が低すぎる東京2400m

全体の勝率でさえ4.8%と超低空飛行なので、明らかに得意ではない。

しかし2着3着は多いので、明らかにキレ負けしているし、馬券の取り扱いもホントに難しい。

好走のほとんどは牡馬、未勝利は勝率~複勝率まですべてアベレージは鬼高なので確実に買える。

しかし1勝クラスよりも上になると1着の期待値が極端に下がり、2着3着が多くなる。

1番人気の勝率も極端に低いので信頼度は×。(未勝利ですら1番人気の勝率は低い)

 

重賞はいまだ未勝利

東京芝2400は基本的にSペースからの瞬発力勝負になるので、キズナ産駒の持ち味である息の長い末脚が活かし切れず、人気馬でさえキレ負けする。

日本ダービーではジャスティンミラノの1番人気2着があるが、この馬のレベルを持ってしてようやく2着という言い方のほうが正しいと思う。

青葉賞も2着3着はあるが1着はまだ無し。

特筆すべき点を上げればオークス3着が2回あること。キズナ牝馬は東京2400のアベレージはかなり低いが、オークスでは怖い。

ハギノピリナが16番人気3着、ライトバックが3番人気で3着。

この好走した2頭の共通点は上がり34秒台で最後方近くから追い込んできたこと。つまり淀みのないペースになり、上がり3ハロンがかかり、後方から34秒台でも十分に馬券圏内に入れるような展開だったのがハマった要因だと思う。

オークスは上がりのかかる展開になることもあるので、そういうケースではキズナ牝馬も怖いというデータが見て取れる。

もちろんダービーだってジャパンカップだって、上がりのかかる展開になれば、キズナ産駒は怖いどころか、積極的に買えると断言したい。ただなかなか前半から厳しいラップ推移にはならないし、東京はちょっとやそっとの雨じゃビクともしないからね。

今後はキズナの配合相手の質も爆上がりしてくるので、(とくにノーザンファーム勢が)こういった欠点を補ってくる可能性は十分にある。ハーツクライパターンとでも呼ぼうか。

ただデータ的には、ペースと馬場を見極め、上がり3ハロンのタイムを推測して、キズナ産駒の馬券を買うのがベターだと思う。

 

▼日本ダービー(東京優駿)(GⅠ)の成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外勝率連対率複勝率
 0- 1- 0- 1- 2- 70.0%9.1%9.1%
24年ジャスティンミラノ2着(1人気)

 

▼オークス(優駿牝馬)(GⅠ)の成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外勝率連対率複勝率
 0- 0- 2- 2- 0-110.0%0.0%13.3%

 

▼ジャパンカップ(GⅠ)の成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外勝率連対率複勝率
 0- 0- 0- 0- 0- 20.0%0.0%0.0%

 

▼青葉賞の成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外勝率連対率複勝率
 0- 1- 1- 1- 1- 40.0%12.5%12.5%

 

⑥芝2500m

 

▼目黒記念の成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外勝率連対率複勝率
 0- 0- 0- 0- 0- 40.0%0.0%0.0%

 

▼アルゼンチン共和国杯の成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外勝率連対率複勝率
 0- 0- 0- 0- 1- 10.0%0.0%0.0%

 

芝コースの道悪スコア

1着ー2着ー3着ー4着以下勝率連対率複勝率
やや重~不良 6-13- 9-696.2%19.6%28.9%
やや重 4-10- 5-535.6%19.4%26.4%
 0- 2- 2- 90.0%15.4%30.8%
不良 2- 1- 2- 716.7%25.0%41.7%

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キズナ産駒の東京競馬場データ【ダートコース編】

ダートコースのスコア

1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外勝率連対率複勝率
ダート全29-31-29-37-25-247.7%15.9%23.5%

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ダートコースの距離別スコア

1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外勝率連対率複勝率
ダ1300 0- 2- 2- 2- 3-110.0%10.0%20.0%
ダ1400 5- 8- 4-12- 6-555.6%14.4%18.9%
ダ160015-14-14-18- 9-1088.4%16.3%24.2%
ダ2100 9- 7- 9- 5- 6-5410.0%17.8%27.8%

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ダートコースの距離別でのデータ考察【※随時更新】

①ダート1400m

 

▼根岸ステークスの成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外勝率連対率複勝率
 0- 0- 0- 0- 0- 10.0%0.0%0.0%

 

②ダート1600m

 

▼フェブラリーステークス(GⅠ)の成績
1着ー2着ー3着ー4着ー5着ー着外勝率連対率複勝率
 0- 1- 0- 0- 0- 00.0%100%100%
25年サンライズジパング2着(5人気)

 

ダートコースの道悪スコア

1着ー2着ー3着ー4着以下勝率連対率複勝率
やや重~不良12-12- 7-1178.1%16.2%20.9%
やや重 6- 5- 4-578.3%15.3%20.8%
 2- 6- 3-403.9%15.7%21.6%
不良 4- 1- 0-2016.0%20.0%20.0%

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