今週は東京でGⅠ天皇賞（秋）が開催！
土曜日は、東でアルテミスS、西でスワンS。オーストラリアのコックスプレート（プログノーシス出走）も見逃せない！
京都競馬場の馬場状態
引き続きAコース使用、高速馬場
先週の競馬は、土曜に雨があり、外差し傾向も見られた。
しかし今週は雨の心配なく、金曜～日曜まで曇りor晴れ予報。
馬場状態は高速馬場に戻り、引き続きAコース使用だが極端な外差しは無いと予想する。
スワンステークス2024の展開予想
インコース有利、先行馬有利
スワンSは、過去の傾向からも「内枠有利」
- 2024年 2枠③番ウイングレイテストが最内を突いて1着
- 2023年 2枠（④番と③番）のワンツーフィニッシュ
- 2022年 1番人気のダノンファンタジーが完勝したが、2着に最内を突いた1枠②番の馬
というふうに、３～4コーナーで内を立ち回った馬が有利。
この時期の京都芝1400は、4週目とはいえ時計が速くなり、どうしても３～４コーナーのラップが早くなる。
そうすると外々をまわる馬は、さらに（実質的に）速いラップを踏まなければならず、不利な状況になる。
今回のスワンSも同様。
やはり勝負所で内を立ち回れる馬を上位に置きたい。
ペース的には、逃げ馬ウインカーネリアンがレースを作るので、極端なSペースもHペースも無いのではないか。
もしかしたら最内を引いたサーマルウインドが朱鷺Sのときのように逃げるかもしれないが、それでも三浦ウインが競い合う可能性は低い。
淀みのない平均ペース、高速馬場なので、３～4コーナーのラップは例年通り早くなり、上がり３Fも早くなる。
先行馬、差し馬なら瞬発力のある馬を上位に。
スワンステークス2024の予想
◎本命
08スズハローム
前走CBC賞2着なので、今回は人気が出てしまうだろうが、ここはスズハローム◎
まずペースに関わらず、安定して末脚を出せる点が一つ。
Hペースの3勝クラスのキタサンCで上がり33.7で1着。
Sペースで瞬発力勝負になった京王杯SCで上がり33.2で3着。
スタートがいいのでペースが速くなっても余力を持って追走できるし、折り合いがつくのでペースが落ち着いても末脚を繰り出せる。
つぎにサトノダイヤモンドの血統的評価。
サトノダイヤモンド産駒は、競馬場別では京都競馬場での勝利が最多13勝。勝率も13.7％でトップ。
とくに直線の長い外回りコースでアベレージが良く、勝率16％・複勝率36％となっている。
スズカローム自身も京都1400ｍを上がり33.2で勝利しており、相性は◎
問題は4枠⑧番だが、内の3頭が後ろから行く馬だし、枠順の並びを見ても、外々をまわることは無いかな。内に潜り込めると思う。
得意の1400ｍならば、例えＧⅡでも勝ち負けする素材だと思うので、本命にした。
☆穴馬指名
02ジョウショーホープ
ミッキーロケット産駒はまだ3世代しかデビューしてないが、傾向が見えてきた。
まず芝コースで一番得意なのは京都競馬場。勝率16.1％と競馬場別では一番成績が良い。
中京競馬場は勝率7.4とイマイチなので、まず中京⇒京都替わりが大きなプラス。
そして距離適性。
ミッキーロケット産駒は1400ｍ～2400ｍで幅広く勝ち星を挙げているが、1200ｍは過去1勝、勝率5.6％とかなり成績が悪い。
なのでジョウショーホープの前走セントウルSの11着は休み明けでもあったし、中京1200の適性が低い以上気にしなくていいと思う。
今回は1400ｍに戻り、しかも得意の京都競馬場。1枠②番という好枠も引けたので、好走期待値は高まっていると思う。
〇対抗
01サーマルウインド
最内を引いたサーマルウインドは、できれば揉まれたくないので逃げるか、2番手位を狙ってほしいところ。
1400mは得意で、やはり一番良かったのは2着の朱鷺S。
淀みのないペースで逃げながら、最後まで粘りこみを図り2着。
1着がテンハッピーローズ、3着がルガルと、後のGⅠ馬を相手に互角にやっており、その実績は今回のメンバー相手では脅威。
ジョッキーが思い切った競馬をするのが前提だが、粘り込みの可能性は十分だと思う。
▲単穴
13ノーブルロジャー
シンザン記念覇者のノーブルロジャー。復活するなら、この1400ｍコースと見る。
パリスマレス×モアザンレディという配合。
父のパリスマレスはカーリンを経由したミスタープロスペクター系でジャンタルマンタルを輩出した。アメリカのスピード血統で、産駒はやはり短距離向き。
母父モアザンレディもアメリカのスピード血統で、現役時代は1400ｍに強く、GⅠ含む重賞2勝。
という風に、ノーブルロジャーはアメリカのスピード血統の掛け合わせなので、平坦京都の1400はピッタリの予感がする。
7枠⑬番はマイナスだが、積極的な田口ジョッキーだし、外目から気分よく先行できれば、激走があるかもしれない。
△連下
09ウインカーネリアン
目標は先なので、まだ余力残しだとは思うが、高松宮記念4着の実績はここでも誇れる。
昨年のスワンSは、同じスクリーンヒーロー産駒のウイングレイテストが先行抜け出しで勝利。
今回のウインカーネリアンもどこか被るところがある。
03キングエルメス
後は長期休み明けだが、保険の意味合いで抑えておく。血統的に1400は合うし、内枠もいい。
