レース予想

秋華賞2024の最終予想!◆本命馬は京都2000の勝率が◎なキズナ産駒!そして超大穴馬も思い切って紹介!

今週は3歳牝馬三冠ラストの秋華賞

秋のGⅠで荒れるんだったらここかもね。

1番人気と2番人気のGⅠ馬がそろって長期休み明け。

これがどうでるか。

あ、先に書いておきますが、2番人気のステレンボッシュは切りました!

来たらごめんなさいの、思い切った予想もたまにはいいでしょう・・・

 

管理人
管理人
さあ、それでは今週のGⅠ予想行ってみましょう!

 

秋華賞2024、京都競馬場の馬場状態は?

管理人
管理人
この記事は金曜夜にしているので、馬場状態は先週の芝レースを参考にするよ

先週開幕した京都競馬場。

メインの京都大賞典は、勝ちタイム2.22.9、レースの上がり3Fは35.0

Hペース(前半3F34.4)だったため上がり時計はかかっているが、勝ちタイムは高水準だった(コースレコードまでコンマ3秒差)

土日も天気は晴れまたは曇り予報のため、例年通り高速馬場と決め打ちしていいと思う

JRAホームページにも「先週の競馬による傷みは少なく、概ね良好な状態です。」と記載されており、芝コースの写真を見ても分かる通り、

3~4コーナーおよび、最後の直線は、内も外も馬場状態はイーブンな状態

秋華賞の行われるのは京都内回りなので、3~4コーナーで経済コース(内側)を立ち回れる馬が有利、としておく。

また先週の芝コースの脚質傾向は、決して前残りでは無くて、

開幕週のレースを見ると、Hペースになると差し馬の台頭も多くなる、と感じた。

なので、秋華賞も展開予想を正しくすることが、馬券的中の大前提と思っている。

 

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秋華賞2024の展開予想

まず逃げるであろうセキトバイーストが大外枠の8枠15番に入った。

そして紫苑S同様に早め早めの競馬をするであろうクリスマスパレードも7枠13番。

外からこの2頭が押して前々と進路を取る。

外の馬が前を主張すると、Sペースにはならず、ある程度ペースが流れることが多い

ただ内から抵抗する馬も見当たらないため(横山典ラビットアイはもしかしたら行くかも)

極端なHペースにはならず、淡々とラップを刻む流れになりそう。

ただ京都は高速馬場。淡々とラップが刻まれても、後続が消耗することは考えられず、

3~4コーナーおよび最後の直線も決して時計はかからず、速いラップを刻むことが予想される。

昨年は道中ペースが緩みまくって1ハロン13秒台の推移があったが、

今年は淡々と12秒前後のラップを刻んでいき、そして最後も速い上がりを必要とする【2018年アーモンドアイが勝ったレース】のようなラップタイムになるのではないか。

(参考)2018年秋華賞ラップ

1.58.5/12.1 – 10.9 – 12.7 – 12.1 – 11.8 – 11.9 – 11.8 – 11.5(4コーナー最速) – 11.8 – 11.9

なので展開面から狙いたい馬は、

  1. ある程度早いペースで進んでも、消耗せず、最後に一脚使える馬
  2. 4コーナーのラップは早いので、内々をまわれる馬(外をまわす馬は減点)

この2つのポイントを重視して予想したい。

 

秋華賞の出走馬の分析

別記事で、秋華賞出走予定馬を一頭一頭分析していますので、興味のある方はそちらも!

秋華賞2024の出走予定馬を血統的に分析しまくる◆京都芝2000で機動力を生かせる種牡馬はどれだ!?今週は秋華賞!! 牝馬3冠目を戴冠するのはどの馬か!? 桜花賞馬ステレンボッシュか、オークス馬チェルヴィニアか、はたまた別馬...

 

秋華賞2024の予想

◎本命

04タガノエルピーダ

父キズナ 母父キングカメハメハ

キャリアで示した2つの能力とは?

まずこの馬で評価しなくてはいけないのが、2歳GⅠ朝日杯FS。

あのレースはかなりHペースで、前半3F34.1。そのペースをタガノエルピーダは果敢に先行して、牝馬ながら3着。

Hペースでも消耗することなく、ラストの直線(2-1F)11.2のラップのところを、必死に伸びて食らいついていけた。

このHペースに適応したことは、淀みのないペースとなる秋華賞でも武器となる。

そして忘れな草賞。

こちらは前半5F58.1と速めのペースだったが、これは大きく逃げた馬が記録したもの。

かなり離れた4番手のタガノエルピーダ自身は60秒ほどのSペースで推移している。

そこから3コーナーからスパートをかけて、ラストの直線11.4のラップで後続を突き放している。

という風に、朝日杯と打って変わって、忘れな草賞ではSペースから3~4コーナーでまくって突き放すという機動力と、速い上がりを見せてきた。

なのでタガノエルピーダはこれまでのキャリアで、Hペースから消耗せずに走れる「Hペース適性」と、Sペースから速い脚でまくるという「機動力」、2つの能力を見せた。

これは今回の秋華賞で好走する重要な能力であり、本命に推す根拠でもある。

オークスの敗因は・・・?

気になるのはオークスの惨敗。

これは個人的に度外視。タガノエルピーダは筋肉質な馬体で「マイラー」であることが推測できる。

血統的にも納得で母タガノレヴェントンの仔は勝ち気なマイラーが2頭。南部杯2着タガノトネールやOP馬タガノエスプレッソがマイラーだった。

タガノディアマンテという長距離砲もいるが、これは完全に父オルフェーヴルが影響している。

タガノエルピーダも、馬体、血統(牝系)を考慮するとマイラーであると予想できて、逆にマイラーで無ければ、あんな早いペースの朝日杯FSで3着なんて絶対ムリなのではないだろうか?

オークスは初遠征、外枠も敗因だろうが、結局は距離であると結論付けた。

もちろん今回の2000mに関しては、忘れな草賞で勝ってるし守備範囲だろう。個人的に京都2000は(ブゼンキャンドルが勝ったような展開にならない限り)スタミナは要求されにくいコースだと思ってるので問題無い。

前走、ローズSの敗因は・・・?

休み明けの前走ローズSは4着。

連続開催の2ヶ月目ということで当時の中京は完全に外差し馬場。

そこを最内を通してしまい、手ごたえが悪いまま4着。勝ち馬は外の綺麗な部分を走らせており、そこで大分差が付いてしまった。

本来チューリップ賞でも負けたように休み明けは微妙な馬。

一度叩かれて調教の動きは大きくUP。春は叩き2戦目の忘れな草賞で一変したように、秋は秋華賞で一変する。

キズナの京都芝2000の成績は・・・?

キズナ産駒の京都芝2000成績は、

16-6-5-64、勝率17.6%と、2着3着は少ないが、1着に勝ち切ることがやたら多い

1着の期待値が高い、という意味でも本命はキズナ産駒タガノエルピーダに打つことに決定した。

3枠4番という好枠も後押ししてくれるだろう。

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〇対抗

10ボンドガール

父ダイワメジャー 母父ティズナウ

ダイワメジャー産駒×京都2000の考察は、週中に別記事で更新した。

興味ある方は是非ご覧になってほしい。

ダイワメジャー産駒の京都競馬場(芝・ダート)での成績データ◆芝2000mで予想を覆すような血統的データが・・・こちらの記事ではダイワメジャー産駒の、京都競馬場の成績データをまとめていきます。 2013年生まれ世代~現在までのデータを利用 ...

ここでは詳細は省くが、スタミナも必要な中山2000よりも、機動力、スピードが重要な京都2000では血統的な傾向も違う。

ボンドガールは、中山2000よりは、明らかに京都2000向き。紫苑S3着の内容から考えると、今回は適性的に上積みがあると結論付けた。

ダイワメジャー産駒は芝2000以上の重賞に勝ったことが無いのは有名だが、秋華賞3着シゲルピンクダイヤはじめ好走した馬は少なくない。

高速馬場の京都で、ボンドガールの瞬発力は魅力で、2~3着の可能性は大いにあるという意味を込めて〇対抗とした。

 

▲単穴

05チェルヴィニア

父ハービンジャー 母父キングカメハメハ

ハービンジャーの京都2000の成績については、こちらも記事に書いたのでご覧ください。

ハービンジャーの京都競馬場(芝・ダート)での成績データ◆芝2000mで期待値MAX、条件を絞るとさらに好走率UP!こちらの記事ではハービンジャー産駒の、京都競馬場の成績データをまとめていきます。 ※データは2024/10/8時点でのもの ...

またチェルヴィニアは、母父も秋華賞に強いキングカメハメハ。

キングカメハメハ産駒は操縦性のいい馬が多く、道中自在に動けたり、勝負所(3~4コーナー)での立ち回りが巧かったり、ここら辺の能力が、結果として秋華賞に強いというデータに繋がっていると思う。

オークス馬ゆえに、京都内回りの適性に疑問を持つ人もいるかもしれないが、ハービンジャー×キングカメハメハと、血統的には問題無いどころか大歓迎。

後は桜花賞のように、輸送でイレ込まなければ。

関西圏での競馬に不安がある分、▲単穴に下げたが、実績を考えればあっさり勝つ場面があっても不思議ではないかな。

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☆大穴馬指名

01ホーエリート

父ルーラーシップ 母父ステイゴールド

いい意味でまさかの最内。これでホーエリートもやっとまともな競馬ができると思った。

キャリアを振り返ると、ろくな競馬をやらせてもらえていない。

まずフリージア賞では、馬群に閉じ込められ、最後まで進路が開かず7着(鞍上は当然のように戸崎)

そしてフラワーCは好スタートを決めたのに、ごちゃごちゃして後方から。新人ジョッキーのように大外ぶんまわし、それでも2着は凄かったが・・・

オークスの時が一番ひどく、外枠だったとはいえ、道中も終始大外を追走。3~4コーナーでは馬場の大外をまくり、一瞬伸びたが10着。

前走紫苑Sでは、最内をまわした馬が2・3着に入るタイトな流れを、脳筋な大外マクリで最後まで伸びるも6着。

何が言いたいかというと、内で脚をためて鋭く差す競馬を全く試せないままここまで来たのだ。

ちなみにルーラーシップ産駒は、いろいろなタイプがいるが、一流馬はやはりタメて瞬発力を活かす馬が多い。(キセキだって3歳の頃は鬼脚だったんだゾ!)

昨年のマスクトディーヴァのように、ホーエリートも道中ロスなく溜めれば弾けてもおかしくない。騎手が変わったのもプラス。

ルーラーシップ産駒は、牡馬も牝馬も2000mの勝ち鞍が一番多いから、チャンスは秋華賞、今回だ!

 

△連下

02ミアネーロ

紫苑Sは好内容。しかしドゥラメンテ産駒ということで、中山→京都内回りはあまり好材料ではないため△にとどめた。

03クイーンズウォーク

キズナ産駒はタガノエルピーダを上に取った。ローズSは全て外枠のおかげ、とまでは言わないが、内回り2000は立ち回り的にどうか?

08コガネノソラ

ゴールドシップ産駒の未知の力が怖くて抑えた(笑)

この厩舎の関西遠征は実績が無さすぎるので信頼してないが、ハイレベルなメンバー構成だったクイーンS1着は評価していい。

13クリスマスパレード

紫苑Sはレコード勝ちしたが、京都に変わってどうだろうか?

キタサンブラック産駒の成績

  • 中山2000 6-4-2-40 勝率11.5%
  • 京都2000 0-4-2-15 勝率0%

なので京都替わりは不安だが、京都は、改装工事があったので、キタサンブラックのような新しめの種牡馬だと分母が小さくなりすぎて、良く分からん。なのであまり気にしないことにした。

京都2000はあまり人気馬の出走が少なく巡り合わせな部分もあるので。

京都競馬場のコース自体はアベレージはいいので、いずれ2000mでの成績も上がってくる。

クリスマスパレードは、タメて瞬発力勝負よりも、淀みのないペースでラップを刻み持久力を活かす競馬のほうが合っている。

なのでジョッキーがチキらず、逃げ馬セキトバイーストと共にペースを作るイメージで行けば、紫苑Sの再現があっても驚けない。